写真はかなり前に安く手に入れたワールド工芸製のワサフ8000(完成品)です。
定価の半額ぐらいでした。
この週末でちょっとした気まぐれからこのワサフに手を加えようと思い、ひっぱり出してきました。
この製品は完成品とは言いつつもテールライトレンズ・各種銘板・カプラーは自分で取り付けなければならない(どれもパーツが付属してます)ので、それをやってしまおうと考えたのです。
ついでに少し前にレボリューションファクトリー製のワサフ用インレタも購入していたので、そちらも合わせて作業してしまおう・・・と、マニ・オユの工作そっちのけで何やら気合が入る入る(笑)
これがワサフの銘板パーツ。
32番・33番・34番のパーツにはそれぞれ該当するインレタがあったので貼り付けます。
ただしワサフ8000全39輌の中でも、銘板の形状・大きさ・場所に関しては大きく分けて2通りあり、製品の形状と非常に近いものに該当する車番は手元の資料で確認できるものが少なく、手持ちのインレタで合致するものがありませんでした。
仕方が無いので番号に関してはつぎはぎにして「ワサフ8507」としました。
テールライトレンズは付属のものを所定の穴にはめ込み、ゴム系接着剤で固定して完了なのですが、この製品は妻面の向かって右側のはめ込み穴が塞がっていました。
かわりに同じ面の裾の方に穴がひとつ・・・
連結器周りのジャンパ栓のモールド表現の真横なので気にならない程度なのですが、元から開いているのが正しいのか、それともエラーなのかは定かではありません。
ひょっとするとこの辺が安く売りにだされていた理由なのかなぁ?
まぁ気にせず本来のテールライト部分にφ0.8の穴を開けてレンズを差し込みます。
この作業の最中にレンズひとつを飛ばしてしまい行方不明にしてしまいました(笑)
予備のパーツは付いていないのですが、手持ちのパーツに代替品(タヴァサ製のテールライトレンズ)があったのでそれを使用しました。
カプラーは我が鉄道標準のカトーカプラーNに換装します。
ただそのままでは固定できないので、カプラー根元部分の上面とお尻の面を削ってスリムにする必要があります。
一番上の写真ではすでにカトカプNを装着したものになっています。
ちょっと見づらいですが・・・
さて残るは車掌室部分両側面の裾に入るインレタの作業です。
一番上の写真で言うと右下に「形式 ワサフ8000」の文字とその下に製造工場標記が入ります。
反対側の同じ位置には配置区名標記(この8507の場合は「北スミ」)と積載荷重標記が入ります。
で、この製造工場標記のインレタがちょこっと歪んで貼り付いてしまいました。
まぁ気にしなければなんてコトはない程度の歪みなので気にしない様にしようと思ったのですが、悲劇はそこにありました。
GMのクリアーを吹きにベランダへ出て作業を開始したのですが、折からの強風で噴霧があらぬ方向へ(笑)
何度となくチャレンジしたあげくに手元を見ると、なんとインレタ添付に失敗した面にクリアーの霧がびっくりするくらい付着しています。
それはもう見事なくらいにビショビショ・・・(泣)
見ているそばからインレタも流れ始め、最初の歪みがかなりデカイ歪みに・・・
何だかコレではウルトラQのオープニングみたいです(古)
加えて窓部分のマスキングがいいかげんだったために窓の周囲にクリアーの段差が発生してとてもマズイ仕上がりに・・・。
うまく噴霧できた逆側もマスキング不備による段差が・・・
・・・と言うわけで、その後はすっかりしょげかえってしまい、写真を撮る元気も、ブログ記事をアップする気力も、マユ・オユの工作に精を出すチカラも抜けてしまった僕なのでした・・・
で一夜明けた今日、とりあえず吹っ切れた僕がいました(早っ)
なっちゃったモノは仕方がない。
やり直しちゃおう!
と言うことで、しばらく日をおいてから塗装を剥がし、色の塗りなおしから始めようと思います。
完成品ほどの綺麗さを再現できるかはわかりませんが、もともとキットメーカーの完成品なので細かい表記部分の印刷は無いし、入り組んだペイントのある車体でもないので何とかなるかもしれません。
1年以上も前に購入したままなんとなく使わずにいるエアブラシ+コンプレッサーのセットも、簡易版の塗装ブースもこれを機会に実戦投入となるかもしれませんし・・・(笑)
製品を眺めていた時に気付いた床下機器のちょっとした違いの修正とか、細部のグレードアップ化なども同時にやってしまおう!とかなり前向きに考えています。
しばらく後になると思いますが、ワサフ8000のレストア(笑)記事をお楽しみに(いつになるのか??)
その時には今回の失敗作画像も同時にアップしたいと思っています・・・。
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