先日来取り組んでいるのは室内の表現です。
マニ36は荷物車だからあまり気にしなくてもいいんですが、それでも拘りたい部分のひとつです。
今回は手をつけてませんが、将来的に室内灯を搭載するかもしれない・・・となるとやはり室内の表現も多少は必要となってくるでしょうし、何よりも窓から中が覗ける車輌に関してはどうにか体裁を保っておきたいのが本音でしょう。
まぁ室内灯を搭載するとなると集電方法やらボディ部分の遮光やらいろいろとハードな追加工作が必要になってくるでしょうけど・・・。
とりあえず手近なところにあった新聞のチラシの裏に簡単な図面を作成しました。
ボディ自体や仕切り・戸袋部分などの厚みなどを無視したナンチャッテ設計図ですが、それでも無いよりはあった方が工作がし易いのは確かなので・・・
問題は下回りをボディに固定するために設けた2本の梁です。
これがあるおかげで市販品のような床面パーツを作っても本体に組み込むことが不可能となっていますので、何とか3分割で組み込めないか試行錯誤しています。
とりあえずプラバンやプラ角棒から切り出した部品群です。
床板上面のウエイト部分を覆う床面パーツは簡単にできるんですが、前後の部分の床面がひと苦労・・・
と言うかすでに2タイプ作ってどちらも失敗・・・
なかなかいい案が浮かびません。
今後はこの辺も考慮に入れて下回り固定法の改定案を考えなくてはいけないかもしれませんね(笑)
ちなみに今回は完全に後になってから室内の表現を入れようと考えたのでマズイことだらけになっています。
上述の梁との干渉部分をいかにクリアするかというのもそのひとつですが、通常通りキットを組んでしまうとウエイトの厚みがネックになって、相当底上げ状態の床面にならざるを得ないと言う点がもうひとつの問題点と言えるでしょう。
今回のマニ36・オユ10はもう後戻りできないのでこのまま突き進みますが、次回以降はこの点も考えなければなりません。
一応すでにGMキット付属のウエイトに替わる薄くて重いウエイトのアタリはつけているんですがね・・・。
あと参考までに説明しますと、一番上の写真に映っている図面は車掌室側の図です。
実車の設計図を元に各部の寸法を150分の1にスケールダウンし、小数点2位以下(時には1位以下)を繰り上げたり切り捨てたりしながら独自にデフォルメしたものなので、記載している寸法はあまりアテにしないで下さい(笑)
図で言うと右端が車掌室で、その隣(荷物室側)の上にある部屋が便所、下にある部屋が貴重品室となっています。
反対側の端には仕切り等がなく、積み上げた荷物が入り口に崩れない様にするための柱(荷受棒と呼ばれる棒状の柱・・・詳しくはわかりませんが金属製と思われる・・・)が床面から天井に向かって4本生えています。
床面の左右両サイドにも荷物のスリップを防止する(ためと思われる)桟がたくさん設けられており、座席のない荷物車と言えどその内部は意外とメリハリがあるものなのです。
とまぁこのままの状態で2・3日工作がストップしています。
仕方が無いので床面の表現(車端部分の)は後回しにしようかとも考えています。
その内いい案も浮かぶかもしれませんしネ。
[0回]
PR