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相変わらずたいした進捗もなく、ちまちまとやっております。

T型ベンチレーター

結局T型ベンチレーターはGMのキットに付属のものを使用することにしました。
ただし、屋根の塗装をしてから屋上パーツ類の取り付けをしたいので、設置位置が分かり易い様にパーツに取り付け用の足を付けました。
φ0.5のドリルで貫通しない程度に穴を掘り、同じくφ0.5の真鍮線をゼリー状の瞬間接着剤で固定しました。

オユ10・屋根板のけがき

屋根板にはうっすらと取り付け位置がモールド表現で罫書かれていますが、写真等の資料で見るものとは微妙に位置が違っています。
大きな差ではないので無視してもいいのですが、クーラーの取り付け位置や窓の位置との関係から最大公約数的に納得できる位置を自分なりに算出して罫書き直しました。
こうして取り付け位置に穴を開けることによって屋根を塗装した後でも正確な位置にパーツ類を設置できます。

側板を見ていて気づいた!

ところで側板を見直していて重大なことに気づきました。

荷物扉の窓枠が・・・

ここ。扉の部分です。
窓枠の形状にご注目。
僕が今回製作するのはオユ10・2557なのですが・・・

資料本のオユ10・2557の扉部分(その1)

資料本の2557の郵袋室扉の部分です。
こちらはキットも同じ形状ですね。

資料本のオユ10・2557の扉部分(その2)

こちらは同じく資料本の2557の両開き扉の方ですが、窓が上下に2分割されたものになっています。
キットとは形状が異なりますネ。
調べてみたらこの窓が2分割タイプではないものは、初期製造の車輛に限ったもののようです(おそらくは側面に通風口があるタイプ?)。
ところが資料本の2557の場合、初期製造の車輛であるにもかかわらず2分割窓になっています。
おそらくは1974年の冷房化+北海道仕様改造を受けた際か、またはそれ以外の機会に両開き扉も2分割窓枠タイプのものに更新されたものと思われます。
GMのキットはもともと側面通風口がある初期タイプをプロトタイプとしているので、2分割タイプではないものがデフォルトであるわけですね。

資料本のオユ10・2522の扉部分

これは2522の郵袋室扉ですが、この辺りになってくるとコチラの窓枠も上下2分割タイプになってます。

さて困った。
僕が製作している2557は両開き扉の方だけがキットと符合しないのですが、コレどうしよう??
調べたところイエロートレイン製の「1200荷物扉J」を使用すれば問題ないみたいですが・・・
(ちなみにもう一方の扉を2分割窓タイプにしたい時は、同じくイエロートレイン製の「900荷物扉D」を使用すると良さそうです)

屋上パーツの仮設置

荷物扉の問題はしばらく棚上げしておいて、別の所を先に済ませてしまおう(笑)

とりあえず穴開けが終了した屋根に各種ベンチレーターとクーラーを仮置きしてみました。
こうして見るとオユ10の屋根って賑やかですよね。

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【2007/02/18 23:55 】
CATEGORY [ 鉄道模型(工作) ] COMMENT [ 0 ] 
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