実はいまだにTOMIXの真岡鐡道C11のカプラーをどうにかできないかを模索中です(笑)
「できるだけ車体にはメスを入れない」というウチ独自のスタンスで行っているので、まぁ不可能な場合もあるんですが・・・
成功するかどうかが不確かなモノを記事にするわけにはいかないので、そっちの途中経過等は書きませんが、ふと思い出したことがありました。
ずいぶん前に購入したまま、ほとんど弄っていない機関車たちです。
記録によれば、ED75の方は2010年の3月、EF65の方は2010年の5月に購入したものです。
7年も放ったらかしとは・・・(><;
写真では2両だけですが、この他にもたくさん眠ったままの機関車たちが居ます(汗)
ある時、他の方のブログで、このあたりの(今現在もそうでしょうか?)TOMIX機関車のカプラーはKATOのカプラーに換装できないという話を目にしました。
確かに、構造上ちょっとやそっとの改造では不可能そうだったのですが、その後なんとか使えるレベルの策を考え付きましたので記事にしておきます。
当該車両の登場からすでに何年も過ぎてますので、同じ方法やまたはまったく別の良い方法があちこちで確立され、公開されているとは思いますが、まあ自分自身のための備忘録を兼ねた記事ですのであまり気にしないでください。
ちなみに当ブログ記事を参考に改造を行って、万が一不具合が発生しても、当方では一切の責任を負いかねますのでご注意ください(ただし、いつでも元に戻せる改造です)。
あくまでも自己責任・・・ということで、ひとつ。
説明書の手順に従ってED75のカプラーを外したところです。
手前の左側にあるのが元から車両に取り付けられていたカプラーで、右側にあるのが交換用としてセットされているTNカプラーです。
写真では見づらいですが、このTNカプラーは円筒形の部分と一体成型のような形になっています。
左のカプラーも分解は困難な感じがしますね・・・。
ですがこの形、私には見覚えのあるものでした。
かなり前に購入したTOMIXのセット「臨時高速貨物8554列車」に含まれていたDD51のカプラーがこのドラム形(勝手に命名)に似ていたのです。
ただしあちらのカプラーはドラム状の部分が分解できて、中に普通のカプラーポケットに納めるタイプのTNカプラーが入っていたものでした。
当然KATOのカプラー(当時はKATOカプラーN)に換装することが可能でした。
で、まあ似た感じのパーツが販売されていないかと探ってみたら、あるじゃあありませんか。
パーツの型番は「JC61」。「密自連形TNカプラー・黒色」です。
形状はちょっと違いますが、今回のED75への転用ができます。
ちなみに・・・
全く同じ形状で、成型色がグレーの「JC52(密自連形TNカプラー・グレー)」も存在します。
場合によって使い分けましょう。
それと、
DD51用のもの。「JC58(密自連形TNカプラー・DD51用・黒色)」も分売されています。
「臨時高速貨物8554列車」のDD51にセットされていたものと全く同じパーツです。
先のふたつとは微妙に形状が異なっていて互換性がありません(実験済)。
現在のDD51は購入していないのでよくわからないのですが、それのカプラーがドラム部分と一体成型タイプのカプラーだった場合は、このパーツを使用することでKATOのナックル等に換装できるようになります。
またこちらも成型色がグレーのタイプもあるようです(「JC59」:持っていないので写真がありません。あしからず)。
今回は「JC61」を使用してこちらのナックルカプラーをはめてみましょう。
JC61のドラム部分は写真のあたりから上下に分割できます。
引っ張れば抜けるようになっていますが、モノによってはかなり固いので、パーツを飛ばさない様に気をつけましょう。
上下に分割した状態です。
TNカプラーが納まっています。
このTNカプラーを外して・・・
KATOのカモメナックルをはめ込みます。
左右方向へ斜めに納まったまま組み付けると修正が利かなくなりますので、この時点できちんとまっすぐの方向を向けて納めましょう。
ドラム部分を元に戻して完成。
スカートにはめ込むとこんな感じです。
・・・ちょっと短すぎかな???
ボディへはめた状態。
ちょっとカプラーのウデが短めですが、なんとか実用向きではないでしょうか?
実はまだきちんとした走行テストを行っていないので(コラ!)ちょっと不安ですが、仮に連結してみた感じでは問題はなさそうです。
ED75以外の機関車(SLとDD51は除外)にも同じパーツが使えそうですが、使えないものもあるかもしれませんので注意が必要です。
ちなみに冒頭のEF65は、元からJC61が交換用カプラーとしてセットされておりましたので、別途購入する必要はありませんでした。
<追記>
その後、カトカプNに換装したTOMIXのコキ車を牽いてテスト走行をしてみました。
ウチにある曲線レールはR282なのですが、これは全く問題無く通過可能でした。
あとは超極端ですが、R150(ユニトラック・コンパクト)でもテストしてみましたが、こちらは全然ハナシにならず、カーブにさしかかった途端、自然解放してしまいました。
まぁ当然ですね(笑)
ちなみにこれらの中間の曲線はなにひとつ所有していないので、通過可能な最小曲線がいかほどなのかまでは実証できていません。
[6回]
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本当にそうですよね。
ウチもメインの車両はKATO製ばかりだったので、カトカプNとカトーナックルが標準となっています。
途中からTOMIXを始めとした他メーカー品も購入するようになってしまったので、カプラー関係は毎回悩みのタネですね。
・・・とか言いつつ、それを楽しんでいたりもするんですが。
やっぱり企業同士の面子があるんでしょうね。
昔のVHSとベータの様なものでしょうか?
コキ車に積み込むコンテナは規格が統一されているのに、もっとも大事な連結器が統一されていないという事態は業界全体にとっても大きなマイナスだと思うんですけどねぇ・・・。
BY:たのひろ@管理人