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さて、失敗してしまったマニ36の塗装のリベンジです(笑)。

妻面の一部やウインドシルの下の一部にまだキズが残っているのですが、このままにしてしまうことにしました。
治す度に別の箇所にキズを作ると言う、失敗スパイラルの状態に陥ってしまったので・・・

まぁマジマジと見つめない限りは目立たない部類のキズなのと、妻面に関しては連結してしまえば判別しづらいだろうと言う希望的観測もあってのことなのですが。

今後はこれらの失敗を元にもう少しスマートにキットを組むことができるかと思います。

この工作を開始した当初はGMマニ36のキットはどこも売り切れで貴重な存在だっただけに、絶対に失敗は許されない工作・・・だったのですが、その後再販されたキットを大量購入した今となってはすでにこの工作自体が旧客工作のテストケースみたいになって来ていて、かなり気楽に組んでいられるのがせめてもの救いですね(^^

さて塗装作業ですが、前回と同じく車体内側のペールブルーから開始しました。
十分に乾くのを待ってから窓部分を内側からマスキングし、今度は茶色2号をボディ表に塗装します。

スプレー缶で塗装をしていたのですが、下塗り段階で塗料が尽きてしまいました。

そこでこれの登場です!

新規導入のエアブラシ&コンプレッサー

N工作を始めた当初に購入しておいた秘密兵器・クレオスの「Mr.リニアコンプレッサーL5/エアブラシセット(PS301)」です。

実はエアブラシに関しては、絵を描く目的でオリンパスのピースコンシリーズというものを持っていたりします(実家に置いてあります)。
ただ実際に使用したのは数回だけでしたし、コンプレッサーを使用せずにエアタンク(スプレー缶)での運用でしたので、今回の工作でいきなり本番に突入するのは危険だと思い、少々テストを行ってから使用したのは言うまでもありません。

で、塗装完了したのがこちら。

ボディー塗装完了

スプレー塗料ではうまく入り込まない細かな部分にも難なく塗装できるし、噴霧幅が小さく抑えられるので周りへの注意も最小限で済むのが便利ですね。

この状態で一晩乾燥させてから、続いては屋根の塗装です。
再びボディ側面と雨樋上面をマスキングして塗装開始です。

旧客の屋根の色に関しては濃いグレーや薄いグレーなど千差万別で、編成の中でもチグハグな印象を強めてくれる要因のひとつでした。
そこで今回は指定の塗料・色は使用せず、ジェイズから発売されている鉄道用塗料(スプレー缶)の内「スエード調・ダークグレー」を使用してみました。

屋根塗装完了

いい感じですよ。
ザラザラなテクスチャーが雰囲気を盛り上げてくれています。

いよいよ次回は仕上げ作業に入ります。

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【2008/05/13 21:30 】
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マニ36のデッキ手すり付け替え作業です。

ボディ側面を整えるために票差しのモールドを削りました。
で、カワマタのPC用パーツに付属していたデッキ手すり治具を使用して穴を開けます。

治具を装着

手で保持して開けても良いのですが、一応マスキングテープで固定して行いました。

デッキ扉の妻面側に開ける穴が一苦労でした。
何せこの治具ではきちんと固定できないので・・・

結局は治具を使いつつもある程度は勘と手の感覚に頼った作業になってしまいました(恐)

NGの穴が都合2つ開いてしまいましたが、何とかリカバーです。

手すりは自作しても良いのですが、手持ちのパーツがいくつかあるのでそれを利用します。
今回は前回と同じくレボリューションファクトリー製のデッキ手すりを使用しました。

このパーツは足が短めなので取り付けにかなり苦労します。

特に妻面側から生えている手すりは取り付け前に曲げ加工を施したのですが、曲げに失敗したものや作業中に空に消えていったもの(笑)など、相当数をダメにしてしまいました。

合計で8個の手すりが必要になりますが、同じくらいの数がNGになってます(トホホ)

穴開け終了

取り付けはゼリー状の瞬着を使用しています。
とても目が疲れました・・・。

さて少しインターバルをおいて目を休めたら次の作業です。
今度はこのパーツの出番です↓

レボリューションファクトリーのパーツ

削り取った側面のモールド部分をこれで再表現するわけです。

慎重に切り出してから、やはりゼリー状の瞬着で固定しました。

パーツ取り付け完了

これで作業終了。

実際には四隅にある妻面側のデッキ手すりの取り付けの後に票差しパーツを貼り付け、最後にボディ中央寄りのデッキ手すりを取り付けました。

作業中にボディのあちこちに小キズを発見したので、コンパウンド等で滑らかにしたらようやっと塗装作業です。
週末に作業できればいいんですが・・・

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【2008/04/24 21:30 】
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更新サボり気味ですみません。

あと一歩で完成が迫ってきたマニ36なんですが、前回の記事の後の塗装作業で大きく失敗・・・
塗装のし直しをすることにしました。

やっぱりアセってはいけませんね。

ボディを一週間IPAにつけ込んで塗装をはがしました。
パテを盛って整形した部分ってなかなか塗料がはがれないんですねぇ・・・
少々苦労しました(笑)

再塗装のための洗浄作業中にデッキ手すりがひとつ外れてしまいました。

元々治具もなしに取り付けたパーツだったので、取り付け位置が上下にずれていたんですが、ついでなのでこの際付け直しをすることにしました。

ということで全てのデッキ手すりを引き抜いて、開いた穴に瞬着を盛りつけて整形しておきました。
取り付け穴の開け直しが可能かどうかはわかりませんが・・・

現在は表面状態を見るために一度サフ吹きをして乾燥している最中です。

下回りの完成

こちらはほぼ問題なく完成した下回りです。
車掌室の椅子やトイレ・貴重品室の仕切りの塗装もそれらしくなりました。

室内灯を入れてKATOのパワーパック(KC-1+KM-1)で試したところ、何とか無事に点灯するみたいです。

はやく完成させたいですね。

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【2008/04/21 01:37 】
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平日に少しずつ工作を敢行し、この週末でようやく塗装にまでこぎ着けました。
仕事のある平日は工作に費やせる時間がほとんど無いので、何ほども進捗してませんが・・・

加工済みの台車

これは前回部品を仕入れた平面状の流し管を塗装して台車に貼り付けたものです。
簡易表現ではありますが、効果は絶大ではないかと・・・。
接着にはゴム用ボンドを使用してます。

半塗装状態のマニ36

車体の塗装はまだ完了していません。
片面のみ塗装完了です(笑)

ボディ内側は室内色に塗装しました。
使用したのはGMの鉄道カラーNo.41の「伊豆急ペールブルー」です。
実際の色とは多少違うと思いますが・・・

旧客の室内は茶色か緑色の2種類です。
かなり古い車輌は茶色で、比較的新しいものは緑色とのことなのですが、この頃の荷物車が果たしてどちらだったのかは僕にはわかりません。
手元にある資料写真から類推して後者であろうと勝手に判断しました。

床上パーツはライトグレーで塗装しています。
本当はもっと明るいグレーの様な気もしますが、まぁこの色でも問題はないでしょう。
向かって左側の車掌室・貴重品室・トイレ部分についてですが、仕切り部分は前述のペールブルーに、車掌室の椅子もそれらしい色に塗装する予定です。

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【2008/03/31 00:25 】
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前回の工作記事はなんと昨年の10月17日・・・_| ̄|○

まだ完成してなかったのか!
と各方面からお叱りを頂きそうですが、全く持ってその通りで、実は未だに完成しておりません・・・。

少し前のこと。
作りかけのマニ36を取り出して各部のチェックをしている最中に、幌吊り金具(自作パーツ)をひとつ紛失してしまい思い切り落ち込んでしまいました。
かなり長いあいだモチベーションも下がりまくりだったのですが、ようやく立ち直っての工作再開です(笑)

幌吊り金具の新製

まずは無くした幌吊り金具の再製作から・・・

改めて手順を書いておきましょう(これは自分用の覚え書きでもあります・笑)。

まずはKOTOBUKIYAのモデリングサポートグッズシリーズの「スプリングユニット(0.5mm径)」を用意して3mm弱の長さに切断します。
2.8mmと言ったところですが、コンマ以下の部分はほぼ目分量です。

これは同じサイズの真鍮パイプがあればそれでOKなのですが、入手できなかったので代用品として購入したものです(真鍮パイプは後日入手できました)。

写真の一番下の黒い部分がそれです。

次にφ0.3mmの真鍮線をスプリングに挿し、真鍮線が2mm突き出た状態でゼリー状の瞬間接着剤で固定します。
反対側は4mmほど残して切断します(こちら側は客車ボディに差し込んでのりしろにする部分なので長さは適当でOKです)。

このスプリングはその名の通りよく見るとバネの形状をしているのですが、拡大した写真でもなかなかそうとは気付きません。
でも一応万が一を考えて溶きパテを使用して表面をなめらかに仕上げておきます。

その後、細く切ったマスキングテープを使用してディテール表現を入れます(上の3本)。
そのままでは不安なので後から接着剤を染み込ませて固めておきます。

さて、それとは別のパーツです。

KitcheN:トイレ流し管

KitcheN製の「トイレ流し管」です。
写真でお判りの通り、平面状のパーツです。
マニ36のトイレは台車の真上にありますので、トイレ流し管は台車の外側の位置にぶら下がっています。
Nゲージで同じ位置にパーツを付けると、当然台車と干渉してカーブを曲がることが出来なくなります。

そこでこの平面状のパーツを黒く塗装し、台車に貼り付けてトイレ流し管を簡易表現しようと言うわけです。

探せばいろいろとあるものですね。

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【2008/03/23 13:41 】
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EF66前期形ナックルカプラーの残数が少ない上に入手困難な状況で「どうしよう?」と前の記事で書いたのですが・・・

部品箱(前回のとは別のもの)を漁っていたら出てきました!

EF66前期形ナックルカプラー・・・

10個入りが8セット(=80個)!
向かって左側に並んでいるのは同じナックルカプラーですが濃灰色のものです(こちらは10個入り×5セット=50個)。
こんなにたくさん仕入れてあったとは・・・

多めに購入しておくものですね(笑)
これでウチのレム5000は全車カプラー交換が可能となります。

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【2008/01/05 23:59 】
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さて前回の続きです。
まずは各カプラーを比較検討してみましょう・・・

左から、レム5000のカプラー・カトーカプラーN・EF66前期形ナックル・かもめナックル

一番左がレム5000に標準装備のカプラー、その隣がカトーカプラーN、その次がKATOのAssyパーツ「EF66前期形ナックルカプラー」(品番Z01-0224)、一番右が同じくKATOのAssyパーツ「ナハフ11かもめナックルカプラー」(品番Z05-1376)です。

車体側に加工をしないでカプラーを交換するとすれば、カプラー側に穴を開けるしかないわけですが、カトーカプラーNはその構造上穴開けは無理ですね。
相当に大きな穴を開ける必要があるため、かもめナックルへの加工も怪しそうです。

結局、EF66前期形ナックルを使用することにしました。

卓上バイスで挟んで保持

卓上バイスで挟んで保持します。
カプラーとバイスの接触面にはマスキングテープを貼って養生しています。
また強く挟みすぎて潰してしまわない様、力かげんにも注意が必要です。

ピンバイスにφ1.3㎜のドリル刃をくわえてカプラー基部に開いた穴を少し拡張します。
穴が大きくなったら続いてφ1.5㎜の穴を開けます。
一工程抜いていきなりφ1.5㎜でもいいのかもしれませんが、万が一に備えて2度開けしました。
あと本当はφ1.4㎜でも良かったのかもしれませんが、手元にその径のドリル刃がなかったので今回はφ1.5㎜としています。

左:加工前、右:加工後

左が加工前、右が穴開け加工後の状態です。

ここで一旦車体にマウントしてみましたが、どうやらナックルの基部に厚みがあるためカプラー押さえをはめるとカプラーの首振りに支障をきたすことが判明しました。

そこで穴開け加工後のカプラー基部の裏側をダイヤモンドヤスリで少々削り込みました。

裏側を削る

これで完成です。

加工後のEF66前期形ナックルをマウントした状態

最初から入っている板バネはそのまま使用します。
製品付属のカプラー押さえをはめ込んだら完成です。

と、ついでにもうひとつ手を加えましょう。

TOMIXの黒染め車輪

レム5000と同時に1ボール分購入したTOMIXの黒染め車輪です。
左に写っているのはカプラーと車輪の部品箱です。

カプラー&車輪系の部品箱

100円ショップで購入したものです(笑)
結構便利ですよ。

レム5000はノーマルでは銀色の車輪なので黒染め車輪に交換してしまいましょう。

左:ナックル同士の連結状態、右:ノーマルのカプラーでの連結状態

一番左の車輌が完成形です。
カプラーを加工ナックルに交換し、車輪も黒染めに履き替えています。
真ん中の車輌は片側のカプラーのみをナックルにしたもの、右側は製品そのままの状態です。

ナックル同士の連結面の方が弱冠連結間隔が短くなっていますね。

この状態のままで走行テストを行った結果、なんとかミニカーブレールでの走行も可能な様です(推進運転をしたら脱線してしまいましたが、脱線した車輌はノーマル製品同士で連結していた車輌でした)

この加工法ならいざ言う時に元のカプラーへ戻すことも可能なので、比較的気軽に手を加えられますね。
ただし加工が少々面倒なのと、EF66前期形ナックルカプラーが現状では入手困難ということがネックです。
特に後者はこの加工例をやってみた後に気づきました。
KATOのオンラインショップでも品切れのようですね・・・どうしよう・・・。

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【2008/01/05 16:20 】
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