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【2024/04/26 10:23 】
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さて、サイクリングがてらに新所沢からやって来た青梅鉄道公園です。

青梅鉄道公園

入園料100円を支払ってさらりと入園します(笑)
大宮の鉄道博物館の10分の1のお値段ですねぇ。

建物の内部には時間割に沿って運転されるレイアウトや大きな鉄道模型、パネル展示などがありましたが、あまりまともな写真を撮ることができなかったので今回は割愛いたします。

それよりも驚いたのは屋外の展示ですヨ。

D51-452

鉄博にもなかったD51形蒸気機関車です。
キャブに乗り込める様にしてあるので子供達に大人気。
GWと言うこともあって家族連れで訪れている方々も多数おり、人が写りこまない様に撮影していたらテンダーがフレームアウトしてました(笑)

クモハ40

こちらはクモハ40形電車です。
子供達の人気はキャブに乗り込める蒸気機関車に集中しているためか、この電車のまわりは比較的がらんとしていました。

左右に合計6枚ある客扉はHゴムの有無やプレス加工の有無など、チグハグなものが取り付けられておりました。
同型他車からの部品取りをしたからでしょうかねぇ・・・

E10-2

E10形蒸気機関車です。
実物を見たのは初めてです。
勾配区間をバック走行することを念頭に開発されたものなので、運転士席が通常の逆側に設けられておりました。
トンネルで煙突から排出される煙によって前方視界が遮られることを避ける意味でバック走行車として作られたのだそうです。

またカーブ対策として、5つある動輪のうち第3・第4動輪にはフランジがない・・・と言う事実を今回初めて知りました。
面白いですね。

C11-1

我が愛しのC11形蒸気機関車です。
それもなんとトップナンバーですよ。
昭和7年から昭和22年にかけて合計381輌製造された内の最初の1輌と言うわけですから、感慨深いものがありますね。

C11の形態は大まかに1次形から4次形までの4つのタイプに分かれますが、この機関車は当然1次形に属します。
他のタイプとは大きく異なる最大の外見的特徴は、ボイラ上のスチームドームとサンドドームの位置関係です。
スチームドームが前にありサンドドームが後ろに位置しているこの形態は1次形のみの特徴で、他の3タイプは逆の位置関係(サンドドームが前、スチームドームが後ろ)になっています。

また当初は「重見式給水温め器」と呼ばれる細長い筒状の装置がボイラ両脇(ドームの少し下の位置)に取り付けられていましたが、思ったほどの効果が得られなかったため後に取り外されています。

この実車も装置が外されたままになっていますね。

ED16-1

ED16形電気機関車です。
これもトップナンバーですね。

やはり乗り込むことができないので子供達には無視されっぱなしでした(^^;

建物の2Fベランダから屋根上を観察することができます。
滅多に見られるものではないのでしっかり写真に収めてまいりましたよ。

8620

こちらは8620形蒸気機関車です。

大正時代に製造された旅客用蒸気ですね。
とても綺麗に整備されていたのが印象的でした。

9600(9608)

同じく大正時代に製造された貨物用蒸気、9600形蒸気機関車です。

これまたもの凄く綺麗で、とても大正2年に製造されたとは思えない美しさでした。

模型で見るよりもスマートな印象でしたヨ。

2120(2221)

こちらは2120形蒸気機関車です。
「B6」と言った方がわかり易いかもしれませんね。

明治38年に英国で製造された機関車だそうです。

110

110形蒸気機関車です。

日本初の鉄道に投入された10輌の内の1輌で、「3号」の番号を与えられたことから「3号機関車」と呼ばれているそうです。

鉄博には1号機関車が展示してありましたが、どちらも非常に貴重な存在なのだそうです。

前日の雨を避けるためか、カッティングされた非公式側には半透明のシートが被せられていました。
ちょっと残念・・・。

5500(5540)

5500形蒸気機関車です。

ランボードの先端部が上に傾斜していて、シリンダも斜めに取り付けられています。
先台車も大きめで特徴的なスタイルの蒸気機関車ですね。

0系22形(22-75)

こちらは0系新幹線です(0系22形)。

客室部分にも運転台にも乗り込むことが可能になっていました。

特に運転台は「運転する」と言うよりも「制御する」という感じのボタンやスイッチ類が味気なく並んでいて、バルブやパイプが入り乱れた蒸気機関車の運転台との対比が面白かったです。

さて初めて青梅鉄道公園を訪れたのですが、正直保存されている車輌のレアさや保存状態の良さにびっくりさせられました。
鉄道博物館にひけを取らないすばらしさでしたよ。
これで入園料100円というのはまさにリーズナブル。
園内には食事が可能なテーブルも設けてあるので、お弁当持参で訪れると良いかもしれませんね。

機会があればまた行ってみたいです。


ところで、我々は当然帰りも自転車でした。
帰りは寄り道することなく真っ直ぐ新所沢へと向かったので、当然往路よりも早く走破することができました。

~この日の往復に要した各種データ~
総走行距離:43.64㎞
総走行時間:3時間10分
平均速度:13.7㎞/h
最高速度:32.6㎞/h

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【2008/05/08 00:58 】
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