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昨年末に仙台の実家へ帰省した際に、昔撮影した古い鉄道写真のネガを発掘したので持ち帰って来ました。
スキャナで取り込んでみましたが色がうまく再現されません・・・。
フォトショで色や明るさや彩度の補正をして何とか元の色に近づけたつもりなのですが・・・。
下の写真はその中の2枚。

長年何の写真か不明だったのですが・・・
こんなにピンボケではわかるワケないよなぁ・・・


撮影場所は三重にある母方の実家へ向かう途中、走行中の各駅停車の鈍行列車の窓越しだったと思われます。
時期的には1978年~1980年前後ではないでしょうか?
使用したカメラは親の持ち物で(今は僕のものになっていますが)、オリンパス・ペンEE-2というハーフサイズのカメラでした。
望遠レンズも付いていないので被写体が恐ろしく遠く、ピンもボケてます。

さて、撮影した当時はただ鉄道が好きだと言うだけで、これがどういう車輌なのか全く気にせずに撮っていました。
その後も大して気にかけてはいなかったのですが、今回実家でこの写真を見てからずっとこれがどこの何なのか気になって仕方がなかったのです。
これだけ遠くては車輌の形も形式ナンバーもまるで確認できない・・・。

ところが・・・
何気なく眺めていたとある鉄道雑誌に左上の写真に写っているセメントホッパ車の写真が掲載されていたのです。
雑誌の記事によれば「三岐鉄道」の文字が・・・。
早速いろいろと調べてみました。

上の写真に写っている凸型電気機関車は三岐鉄道の所有していた電気機関車でED22形と言います。かなり歴史が古く、元はアメリカ生まれの機関車であるとのこと。
この当時は主に富田駅構内での入替作業や電車故障時の救援牽引などで活躍していましたが、残念なことに現在は沿線の町の公園で静態保存されていたり他の鉄道会社へ引き取られて行った為、三岐鉄道には現存しないらしいです(ということはココは富田駅?)。
それに続く貨車は小野田セメント(現・太平洋セメント)の流通私有貨車ホキ5700形とタキ1900形(後者は写真が不鮮明過ぎて確信が持てませんが)。
「小野田セメント」という文字が小さすぎて読みとることはできませんが、縦長の菱形が三つ並んだマーク(「小」の字)が独特で、このマークが決め手となって今回雑誌に掲載されていた写真とのつながりが見いだせました。
(私有貨車ってのは国鉄にもあちこちで使用せれているので、たまたま見つけた雑誌の記事からこの写真が「三岐鉄道」だと断定するのはバカらしいことだったのですが、偶然にもそれで正解だった様です。)

そして下の写真にちんまりと写っている箱型電気機関車はデキ45型(おそらく3次車?)と思われます。
これら電気機関車の茶色の車体と警戒色の黄色の帯は三岐鉄道の電気機関車特有の塗り分けで、見る人が見ればこれがどこの写真なのかは一目瞭然だったのかもしれませんね・・・。

いずれにしてもこうして手持ちの写真の正体の一端が解き明かされると、とたんにその被写体に愛着が湧いてくるから不思議です。
凸電などは大好きな部類の機関車なのでNゲージで再現してみたいものです。
資料集めが大変そうではありますが・・・。

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【2006/02/20 01:19 】
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