C62 2とC62 3を購入したのならば当然これも購入ですよね?(笑)
↑急行「ニセコ」基本セットと、
↑同、増結セットです。
KATOから発売されるこのテのセットには「マニ36」や「マニ60」、「オユ10」などの荷物車・郵便車がセットされていたりするので無視することができません。
↑と言うことで、これは基本セットに含まれる「オユ10 2038」です。
このオユ10は1967年に製造された「電暖有り(2000番台)」の車両です。
1976年には北海道用の改造が施されて「2516」となり、その翌年には冷房化改造が行われて「2530」となりました。
急行「ニセコ」の先頭からC62が引退したのが1971年ですから、オユ10も当然その年代までの姿を製品化しているワケですね。
要するに北海道仕様改造や冷房化が行われる前の製造当初の姿と言うことになります。
↑こちらは増結セットに含まれる「マニ36 2114」です。
「マニ36」に関しては単体販売が難しい車両です。
余剰車を種車として製造されたこの車両は、種車の種類だけでも10種以上あり、標準形の車両だけでなく窓配置や屋根形状などが異なる様々な変形車が存在する形式だからです。
ほぼ特定車番で製品化するしかないこの形式は、今回の急行「ニセコ」の様なセットを構成する一車両として作り分けて製造する方が、メーカーとしても販売し易いのでしょうね。
製品の「2114」はスハ32を種車として製造された58両の内のひとつです。
私もそんなに詳しくはないのですが、おそらくもっとも標準的な仕様で製造されたものであると思います(メーカーとしてもそう言った車両をチョイスした方が、後々のバリエーション展開も楽だと思いますし)。
トイレ窓の隣にある貴重品室窓を埋めてしまえば「2122」「2123」「2152」とすることも可能なので、お手軽な改造の元とすることもできそうなのですが、そのためにセットを購入するのは分が悪いのでAssyを活用するのが改造派には一番の有効策ですね。
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