土曜日にとうとう我が鉄道に入線致しました。

リアルラインのD51-710(標準型)です。
早速開封ー♪

まだユーザー取り付けのパーツとナンバープレートは未装着の状態です。
それでもこんなに細かい表現がなされています。




上から順に・・・公式側・非公式側・前面・背面(テンダ側)の写真です。
ナンバープレートが入っていないので引き締まった感じがしませんね(笑)



見た目はとてもリアルで、細かいところまでよく作り込まれています。
特に第一・第二動輪の上部はボディとの間に隙間があって向こう側が見えると言う実車通りの仕様でスゴイの一言!
また機関車とテンダ(炭水車)との距離が実車さながらの間隔で繋がっており、リアルさをより高めています。
モーターが完全にボイラー内に入っているため、キャブ内の表現もきちんと細かくされています。
ただ新規参入メーカーさんの市場投入第一弾製品と言うこともあってか、荒削りなところとか「あと1歩」的なところもあったりします。
例えば走行に関しては決してお気楽に走らせられない点。
メーカー推奨の旋回半径はR381以上・ポイントは6番以上となっています。
機炭距離が短かったり、先台車や従台車まわりのディテール表現のおかげで旋回半径を小さくできないのが現状の様ですが、この点はどうにか解決してもらいたい所ですね。
それと個体によって走行性能にバラつきがあるらしいということ。
これはあちこちのサイト様でのレポを見て回ると一番わかり易いかな(笑)?
ウチに入線したものは比較的スムーズに動いてくれます。
ただバック運転では多少ギクシャクしてしまうので、ちょっとは手を入れないとだめなのかもしれません。
あと細かい点ですが、ヘッドライトは点灯出来るようにして欲しかった・・・。
(この製品は点灯しないのがデフォですよね?)
でもまあ新規参入のメーカーさんでここまで蒸気機関車への思い入れが伝わってくる製品を世に送り出したという点はおおいに評価されるべき事ですよね。
今後の製品にも期待しております。
ちなみに下の写真はKATOのD51とのツーショットです。
いずれも右側がKATO製、左側がリアルライン製です。
まぁリアルさが売りのリアルライン製品と、かねてからオーバースケールを指摘されているKATO製品を比べるのもアレなんですが・・・



一番下の写真はKATOのD51を公式側から写したものです。
リアルライン製のD51の機炭距離がいかに短いかがわかると思います。
(ちなみにこのKATO製品は最近再販売されたロットではなくそのひとつかふたつ前に販売されたロットのものです。一番新しいロットはローフランジの黒色車輪が装着されているため先台車付近のリアルさが増しています)
一応誤解の無いように書いておきますと、僕はKATOの蒸気機関車は大好きです。
オーバースケールとかモーターがキャブ後方へ突き出てるとか気になる点は多々ありますが、それでもKATOの蒸気の走行性能は特筆に値すると思います。
各社競り合ってより良い製品がどんどん出てくると良いですね。
[0回]
PR