鈍行モデラーのNゲージ工作&収集・ブログ風味。その他モロモロ添え。
何と前回の工作記事は1年と9ヶ月も前です。 何やってんだか、自分・・・ ※参考までに前回までの記事のリンクです↓ オユ10 2557の制作・その1 オユ10 2557の制作・その2 オユ10 2557の制作・その3 オユ10 2557の制作・その4 オユ10 2557の制作・その5 オユ10 2557の制作・その6 さて実は前回横桟(正確には「荷摺り棒」と言うらしいです)を削り落とした郵便室扉ですが、その後あれこれといじくっている内に余計な穴が開いたり、窓枠をガタガタにしてしまったりと、どうリカバリすれば良いのか見当もつかない状況に陥っておりました。 モチベーションも下がりまくりのまま1年と半年以上(オイオイ)・・・ やっと、どうにかしようと重い腰を上げた次第です。 ▲わかりづらいかもしれませんが、かなりズタズタです(^^; で、まず試みたのはプラ板で扉を自作する方法。 タミヤの0.3mm厚のプラ板にケガキを入れて、デザインナイフで慎重に切り抜きます。 しかしこれが全くうまく行かず、失敗の連続。 かなりガタガタに仕上がってしまうのですよ。 これでは元のままの方がまだマシと言うレベル(笑) そこで今年の夏に仕入れた新兵器を使ってみることにしました。 その名は「クラフトロボ」。 パソコンで制御する家庭用のカッティングプロッタです。 平たく言えば紙を綺麗に切り抜いてくれる機械のことです。 メーカーの保証外の使い方として、プラ板を直接くり抜かせると言う手もあるみたいですが、替え刃も結構高価なものなので、ここはケント紙(のような紙)を使用することにします。 扉本体の他に裏から貼り合わせる窓枠があるので(パーツそのものの小ささも手伝って)強度は十分でしょう。 しかしコレを使いこなすには越えなければならない難関が・・・ 「図面引き」です。 アドビの「イラストレーター」のデータも直接読み込めるみたいですが、あんな高価なソフトは手元にないので、フリーで手に入るCADソフトを使用することにしました。 有名どころはいくつかありますが、「AR_CAD」というソフトをチョイスしてみました。 特に理由はありません。 本当はネットでも使い方指南がたくさん転がっている「JW CAD」の方が良かったのかもしれませんが・・・ そのせいか、上の簡単な図面だけで相当手こずりました。 まあ使っている内に慣れてきましたが・・・ で、早速切り出してみたのがコレ。 2組あれば良いのですが、失敗した時のことを考えて5組分切り出してあります。 ▲扉本体と窓枠を仮に重ねたもの。 ちなみに使用した紙は「プリントゴッコ印刷用紙(ハガキサイズ)」と言うもの(笑) その昔、年賀状書きにまだパソコンを導入する前に大量購入してたものの残りです。 材質がほぼケント紙と同等のようであるのと、サイズがコンパクトでちょうど良かったのが採用の理由です。 さて、この後の組み付けがうまく行けば良いのですが・・・ PR |
前回の記事から4ヶ月も経過してますネ(汗) タイトル通りのカプラー交換ネタですが、取り付けるパーツの改造も終了し、何とか形になりましたのでこのネタは今回で最終回の予定です。 ですがまだテスト走行も行ってないシロモノなので真似をされる方は慎重に、自己責任と言うことでお願い致します。 ※前回までの記事↓ マイクロエース製719系0番台のカプラー交換(その1) マイクロエース製719系0番台のカプラー交換(その2) 加工済みのパーツ(上のふたつは製品に付いていたオリジナルのカプラー)。 余計な部分や取り付け時に干渉する部分を切除または削り込み、ボディにはめ込むための「耳」をプラバンにて新設。 製品オリジナルのスカートを取り付けるための穴開けなども行いました。 (そう言えば、簡単な図を載せるとか前回で言った覚えが・・・。あとで追加しておきます。) こちらは加工したパーツの裏側。 こちらの面もカプラーとカプラー押さえが台車に干渉しない様、機能を維持できる範囲で削り込みました。 特にM車に付ける方(向かって右)は台車の干渉が激しく、かなり削りました。 見た目は汚いですが、組み付ければほとんど見えなくなりますので良しとします。 ちなみに「車輌本体にはメスを入れない」と言うスタンスでやっていたんですが、どうしてもM車の運転台側の台車とカプラーが干渉してしまうのでここだけは削り込むこととなりました。 写真の赤丸部分です。 スノープロウが取り付けられている部分の上端を斜めに削ってあります。 ここまでやってようやく干渉問題をクリアできました。 改造が済んだパーツを下回りにはめ込んだ状態。 向かって右がM車です。 ボディマウントのカトーカプラーを組み込んだ側同士の連結状態。 このぐらいであれば何とかカーブも大丈夫?(まだテストしてません)。 直線での連結面間隔はこんな感じになります。 両脇のふたつは編成の一番外側にくる車輌。 製品のままのダミーカプラーが装着されています。 間のふたつが連結面に来る車輌。 ボディマウントのカトーカプラーへ換装したものです。 ちなみにM車(写真左手前)は妻面側のカプラーポケットの位置の都合上どうしても連結面間隔が開いてしまいます。 ・・・あ、写真はなぜかクモハ同士を繋いじゃってますね(汗) と、こんな感じでようやくこの記事にも終止符を打てそうです。 走行テストはこれからですが、問題が発生した場合でも「後戻り」が可能な範囲での加工ですのでかなり気が楽です。 あと注意すべき点は、この車輌はボディと下回りのはめ込み加減がかなりタイトで固いと言うことでしょうか。 外すのも根気と「思い切り」が必要だし、はめ込むのも同様です。 場合によっては一番破損確率が高い工程が「バラし」と「組み付け」なのかもしれません。 手を加える時は十分に気をつけて下さい。 |
さて続きです。 例によって進捗状況がカメですが、空いた時間でちょこっとずついじっています(^^; 車掌室の扉ですが、タヴァサホビーハウスのパーツ(PN504・オユ10用扉)に置き換えています。 理由は窓ガラスがキットではHゴム支持になっているのに対して、実車ではサッシ窓になっていたためです(タヴァサ製のパーツはサッシになっています)。 側板の扉部分をパーツに合わせてくりぬきました。 扉パーツの下に見える白いものは厚さ0.3mmのプラバンです。 このあと扉パーツに合わせてエッジを削り、窓部分もくり抜きます。 こんな感じになります(上が裏側、下が表側)。 扉パーツにプラバンを貼りあわせたのはボディへの接着を容易にするためです。 パーツとプラバンはプラバンに開けた穴から瞬着を使って固定していますが、貼りあわせが完了したパーツは側板裏側からタミヤのプラ用接着剤(流し込みタイプ)を使用して固定しています。 取っ手取り付け用の穴が開いていますが、これは側板に固定する前に開けておきました。 こちらは前回取り付けた荷物室扉の状態です。 上が裏側で下が表側になります。 パーツのエッジ部分が切手のような波線状になっているので、その部分に瞬着を滴下して固定しました。 ・・・とまあこんな状況です。 遅々として進みませんねぇ・・・。 5日は「第15回・JNMAフェスティバル」へ行ってきます。 何か掘り出し物はあるかな? |
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