ボディの接着剤はみ出し部分の修正もとりあえず完了。
ひとまずはボディ側の工作は休止です。
続いて行うのは、一番の悩みのタネ、室内灯点灯化工事です。
元々が室内灯の点灯化を考慮していないキットですので、前回のマニ36同様に自力で室内灯の組み込みを行う必要があります。
その辺をクリアした上でないと、床板パーツとボディパーツのはめ込み作業、およびその調整には移れません。
で、早速問題が発生。
GMのTR50台車を集電仕様に改造したものなのですが、赤丸部分が何かおかしいです(汗)
ブレーキが消えていますね(泣)
引っ掛けてしまったのか、折れて欠損しております(折れたブレーキ部分が机の上に落ちていたのを先に発見して、欠損に気づいた次第・・・)。
GMの台車のストックは相応にありますので、それを持ってくれば事足りるのですが、何せ集電化工事に結構時間を費やしたので、同じことをもう一度やり直すと考えただけでモチベーションが下がりまくりです。
で、横着してKATO製の台車に交換することにしました。
Assyパーツのスロ62「能登」台車TR50(品番5064-1D)です(写真の右)。
KATO製の台車であれば(モノにもよりますが)、最初から集電化されてますので、作業に費やす手間もグンと減ります。
ただし床上に配置する集電板との接点がバネではありませんので、自作するものでどこまで効率よく集電(と言うか通電)できるかがキモとなって来るのですが・・・
まずは、床板にこの台車から突き出た接点部分が通るスリットを開口しなくてはなりません。
上の写真は薄いプラシートに半径6mmの円をケガいたものです。
台車集電板の上部の突き出し部分が、台車の首振りとともに描く軌跡です(実際は円にはならなくて「( )」ですが・・・)。
これを床板の所定の位置にはめて、スリットを開ける位置をケガくためのガイドにします。
こんな感じです・・・
円の外周に沿って穴をいくつか開けて、スリットを作るのですが、ご覧の通り枕木方向の両端部分は床板の側面の端にかなり近く、強度の面で大問題になりそうです。
GMのオユ10の床板は前後両端部分の幅が写真のように少し狭くなっているので、その形状が災いしているようです。
プラ板などを使用して、幅の広い部分とツライチになるように加工することで床板の強度を確保するのが一番なんですが、そうなると今度はボディ内側を削らなければ床板がはまりません(この部分は客扉がある関係上、ボディ内側が一段狭くなっているのです)。
これは考えどころですねぇ・・・。
あ、でもボルスタ部分のレール方向にはスリットは開けませんので、意外と大丈夫かもしれませんね。
開けてから考える・・・ と言う恐ろしいスタンスで様子を見るのが最善策なのかもしれません(笑)。
こうなってくると、開口部を細く開ければ良いKATO台車の方のが利がありますね。
GM台車改造品の場合は集電バネの太さのスリットを開けねばなりませんので、もっと強度が落ちるはずですから・・・。
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