かなり以前から予約を入れていたので、我が鉄道にも入線と相成りました。
KATOさんのC12です。
しかも2輌同時入線です。
他の車輌の購入をしばらく差し控えて資金を捻出しましたー。
・・・と言うほど高額ではないのですが、そこがまたこの車輌のスゴイところでもありますね。
写真がやや多目なので、記事を折りたたんでいます。
右下の「more」から続きをどうぞ。
[9回]
見事なプロポーションです。
抜けるところは全て抜いてある・・・と言っても過言ではありません。
一昔前の製品ではありえない造形ですよね。
写真ではボイラーとランボードの境目にも「抜け」があるかのごとく見えてしまってますが、これは光の反射の影響です(汗)
実際はつながっていますよー。
先端にあるつかみ棒が結構グラグラします。
まっすぐに立ててもすぐに傾いてしまったり・・・
でもこのぐらい左右でちぐはぐに見えた方が、ある意味リアルなのかもしれません。
1輌は写真の通り、「67号機」としました。
現在長野県の茅野駅東口広場にて、静態保存されている車輌ですね。
実はC12については、手持ちの資料が少なくて、あまりウンチクを語れません(笑)
何号機がどこでどのように使用されていたのか・・・と言ったこともまるでわかっておりません。
最近のKATO製のSLであれば、シリンダー尻棒の表現も初めからあるのですが、この機関車においてはそれはありません。
別にエラーでも省略したわけでもなく、実車自体にシリンダー尻棒が無かったのだそうです。
設計の段階で、できるだコンパクトにすることと、簡略化できるところは簡略化する、と言うコンセプトがあったという話です。
ちなみにシリンダー尻棒とは何のためのものなのかと言うと、車体の傾きなどによってシリンダー内壁下面などが偏って磨耗することを軽減するためのもので、シリンダーの軸を前後に延長してシリンダーの外でガッチリ保持するための部品なのだそうです。
見た目は「棒」ですが、実際は刀の鞘のように中が空洞で、その中をシリンダーの軸が前後にスライドするようになっているわけです。
この辺りもいつものKATOクオリティです。
ここまで細かく作りこまれていれば、何も文句などありません。
細いボイラーと短い車体長なのに、キャブ内部もちゃんと作られていて、本当にモーターが入っているのか疑ってしまうほどです(笑)
自分的にはこんな編成が大好物なのですよ。
存分に走らせられるレイアウトが欲しいなぁ・・・
と言うか、空間が欲しいなぁ・・・
もう1輌は、前後にオプションのスノープラウを取り付けました。
ナンバーは「42」をチョイス。
この車輌が現役だった頃に、スノープラウが実際に付けられていたのかはわかりませんが・・・。
それと、こちらは前部のダミーカプラーを付属の重連用ナックルカプラーに交換しました。
重連・・・と言うよりは、写真の様な連結の仕方を主な目的としてます。
当然重連も可能なんですがね。
後ろのスノープラウがかっこいいです。
ノーマルとは雰囲気が違っていて良いですね。
ちなみに今回の製品は品番「2022-1」となっています。
枝番「2」とか「3」も予定があるんでしょうかねぇ?気になってしまいます。
上記のスノープラウに関連しますが、北海道に居たC12には昇降式のスノープラウと言うのが取り付けられていました。
文字通りスノープラウが上下に動く機構が付いていて、使用状況によって上げ下げしていたようです。
外見上の特徴として、車体前部に昇降用の小型のシリンダーがふたつ立て向きに付いていました。
そんなのを「北海道形」とか言うネーミングで出して欲しいものですね。
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私もC11のファインスケール・リニューアルにはとても期待して待ち焦がれているクチです。
C10も良いですね。
期待は高まるばかりです(笑)
たしかに、最初の製品にはバグがあるかも・・・と言うのはKATOさんでもちょくちょく起こっていることですね。
まったくその辺を考えていませんでした(笑)
もう盲目的に2つ同時に予約を入れてましたねぇ。
C11なんかが発売する、とかアナウンスされたら、また同じことをしでかしそうですヨ。
BY:たのひろ@管理人