郵袋室扉が完全にくっつくまで(ゼリー状とは言え瞬着なのですぐなんですがね)、台車の加工に移ります。
GMのTR50台車です。
荷物車・郵便車でも室内灯を組み込むと見栄えが良さそうなので、前作(すごい昔ですなぁ)のマニ36の時にも苦労しながら組み込みました。
今回も当然組み込むわけですが、もともと室内灯の組み込みを前提としていないキットですので、集電方法やら何やら、全て独自に行う必要があります。
マニ36の時にある程度は確立しましたので、今回もそれと同じ様な方法に準じたいと思います。
実はその後、KATO製Assyパーツの客車用台車を何種類か購入しています。
最初から集電板がはめ込まれているので、集電対応ではないGMの台車に集電板を組み込むような苦労をしなくて済みます。
また車輪も黒色なので、見栄えもいいです。
(ただしKATOのAssyでも、もとの車輌が集電を必要としないものである場合は集電板など付いていませんので購入する際にはご注意を。カプラー長が違ったり、ジャンパ線表現のあるカプラーが付いていたりと、元の車輌によってバリエーションも違いますので、その点でも注意が必要です。)
今回もKATO製の集電仕様のTR50を使用すれば楽だったんですが、この工作を始めた当初に早々にGMの台車を購入した上、今回のキットに合わせて少し手を加えていましたので、それを無駄にするのはもったいない・・・ということで、そのまま使用することにしたわけです。
マニ36の時にも書いたことですが、この集電板組み込み方法は車輪の転がり性能を著しく損なう可能性がありますので、組み込む際に細かな調整が必要になる場合があります。
また、まったく使い物にならなくなってしまう可能性もありますので、予めご了承ください(その際の責任は負いかねます)。
使用するのはGMの「集電板TR200用4輌分セット」の台車集電板です。
今回の場合は「TR180用」や「TR185用」など、別のものでも使えるかもしれません。
これを写真の右のものの様に曲げ加工します。
台車2つに2コずつ使用しますので、都合4コ必要になります。
こちらは車輪を外したTR50の台車枠です。
ボルスタがはまる中心の穴の両脇にTOMIX製の集電スプリングが入る穴を開けます。
今回はΦ0.8mmのドリルでふたつ程穴を開けて、キリ状のダイヤモンドヤスリで大きなひとつの穴になる様加工しました。
上の写真の左が0.8mmの穴が開いた状態、右が穴あけ加工が完了した状態です。
おっと、言い忘れてましたが、カプラーは我が鉄道の標準仕様の「カトーカプラーN」に交換済みです。
穴あけが完了したら、曲げ加工済みの台車集電板・集電スプリング・車輪を台車枠に組み付けます。
この時点で車輪はKATO製の黒色車輪(中空軸)に交換しました。
この車輪もずっと品切れしていますので、今回使用する4コでウチの在庫もゼロになってしまいます。
まあこの件もあって、Assyの台車をまるごと購入した方がなにかと都合が良いわけですネ。
組み付け完了。
床板側にも集電板をなんとか設置する必要がありますが、それはまた後ほど・・・
スプリングに上からの(床板の集電板からの)テンションが加わる構造になってますので、その力が強すぎると集電板が車輪を上から圧迫して、転がり性能が低下します。
前作のマニ36では何とかたいした調整もなく、うまく行ったのですが、今回は果たしてどうでしょうか・・・?
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いえいえ、案ずるより産むが易しで、案外簡単にあけられますヨ。
まあ失敗しても新しい台車を用意すれば良いだけですので(もったいないですが)。