忍者ブログ

久しぶりの工作再開です(^^;

前回のマニ36と同時進行していたはずのオユ10 2557ですが、いつの間にか置いてけぼりになったばかりか、かなり長期にわたる放置状態でしたので、ここらで一旦仕切り直しをしてリスタートしたいと思います。

まぁ記事的に書き直し・・・と言うことですね。

そこでどこまで工作が進行していたのか、軽くおさらいしてみたいと思います(笑)

一応前回のマニ36と同じく、今回のオユ10も今後の工作を行う上でのテストケースといいますか、いわゆる自分的定番工法の確立のための工作・・・と言うつもりで進行させています。
なので、当初予定になかった工作・加工も実験的に行う可能性がありますのでご了承を・・・(当然失敗に終わる危険性も内包しています)。

さて、まずプロトタイプに選んだオユ10 2557ですが、これはGMのキット「オユ10冷房改造車」の各部形状から選んだものです。

GMオユ10キットの特徴

このキットの特徴は上の写真の通り、トイレ窓の形状が側面上部の明かりとり窓と同様の細長いタイプで、尚かつ側面腰部に通気口が設けられているタイプです。

このふたつの特徴に合致し、冷房化改造工事を受けたものはオユ10 2556・2557・2570の3輌のみです。
ということで、この中から資料写真が手元にある2557をプロトタイプとしました。



まず取りかかったのは、側面上部の明かりとり窓の開口作業でした。
やはりここはきちんと窓にしたかったので・・・

ドリルで大雑把に穴を開けてから、ダイヤモンドヤスリで削って仕上げました。

オユ10妻板・加工後

続いて妻面の手摺りのモールドを削り、別パーツ移植用の穴を開けました。
テールライトも別パーツ化しますので、中心を割り出して穴を開けてからモールドを削り取りました。

T型ベンチレーター

ベンチレーターには銀河のパーツを使用しますが、半ガラベンチレーターに関してはGMキットに付属のものを使用することにしました。
取り付け時の利便性を考えて真鍮線で足を付けました。

オユ10・屋根板のけがき

屋根上のけがきですが、キット指定の位置だと若干実車と異なるので、写真等を元に最大公約数的位置を独自に割り出してけがいています。
実寸通りにしても実車と異なってしまうので微妙なさじ加減・・・と言うか、まぁ自己満足の世界なんですが・・・。

荷物扉の窓枠が・・・

資料本のオユ10・2557の扉部分(その2)

キットの荷物扉(写真上・下の扉)と実車の荷物扉(写真下)です。
実車には中桟がありますが、キットにはありません。
そこでここは扉をくり抜いて別パーツ化する予定です。

同様に車掌室扉についても別パーツ化の予定です。
こちらはキットがHゴム窓なのに対し、実車はサッシ窓だったためです。

・・・と、このあたりで工作がストップしてしまっておりました。

ここからは新しく手を着けた部分です。

妻面と側面の穴あけ

何が変わったんだ?と言う感じですね(笑)

実際たいして進捗していません。
車掌室扉両脇に手摺り用の穴を開けて、妻面の各部モールドをさらに削り、やはり別パーツ用の穴を開けたくらいです。

扉の交換ぐらいまではやっておきたかったのですが、そこまでは手が着けられませんでした。

続きは次回です・・・。

拍手[1回]

PR
【2008/11/25 01:12 】
CATEGORY [ 鉄道模型(工作) ] COMMENT [ 1 ] TRACKBACK [ ]
pagetop ∴
土曜日に行ってきました。
乗り鉄とは言えないですかね?(笑)

いやいや、何と言っても日本一の急勾配を誇るケーブルカーですから、鉄道好きなら一度は乗ってみないと・・・

高尾登山電鉄・ケーブルカー「あおば」

高尾登山電鉄のケーブルカー「あおば」です。
山裾の駅(清滝駅)のホームでは前傾しています。
それもスゴイ角度ですね(笑)

どうせ乗るなら一番前・・・と言うことで、友人と最前列を確保。

レールの様子

写真では判りずらいですが、レールの先の方が急角度で上へとのびています。
思わず「垂直なんじゃないの?」と疑いたくなるほど。
「銀河鉄道999」の発車シーンを思い出しますねぇ・・・(爆)

高尾登山電鉄・ケーブルカー「もみじ」

日本一と呼ばれる急勾配(31度18分)を越えて山腹の駅(高尾山駅)に到着。
乗ってきたのはこの「もみじ」号です。

最急勾配区間では逆に若干後ろに傾きます(そう感じるだけで、錯覚なのかもしれませんが)。
最前列の窓下に手すりがあるので、それに必死にしがみついていました。

片道きっぷ

運賃は大人片道で470円。
回収される前に記念撮影です・・・。

ここから山頂までは歩きになります。
メインルートを辿れば、その道程のほとんどが石段になっているので登りやすいですよ。

ワイルドなルートを選ぶと結構ハードなのだそうで、ある程度登り慣れた人はそちらのルートを好まれる様です(しかもケーブルカーも利用しません)。


一応紅葉を見に来たわけですので、それらしい写真もアップしておきましょう・・・

紅葉・その1

紅葉・その2

紅葉・その3

いちばんの見頃にはあと一歩と言ったところでしょうか。
それでも所々でこの程度色づいた木々を楽しむことができましたよ。

このあとは6号路(琵琶滝コース)を選択して下山しました。
これがプチハードなルートで、至る所に水が染み出していて、足元がぬかるむ!すべる!(笑)

お手軽にミニマムなアドベンチャーが楽しめましたよ(^^

紅葉と「あおば」

下山してきたところでケーブルカーとばったり。
ちょっと構図がイマイチですが・・・

「もみじ」の台車

こちらは「もみじ」号の台車部分(?)です。
一応撮影してみました。

今回はあいにくの曇天模様でしたので、今度はよく晴れた日に来て見たいです。

ちなみにシーズン中にケーブルカーに乗るのであれば朝一がいいですよ。
僕等は朝の9:00前ぐらいに乗ったのですが、きっぷ売り場も空いていてスムーズに乗ることができました。
ところが下山してきて乗り場を見てみたらびっくりするぐらいの長蛇の列(しかも何列も!)でした。
ちょうどお昼前ぐらいの時間でしたが、この時間からのケーブルカーの利用は大変みたいです。

DE10-1136

最後はおまけ画像。
帰路についてから、八王子でいったん電車を降りて撮影(笑)。
貨物入換え用に待機しているDE10-1136です。

拍手[2回]

【2008/11/17 21:30 】
CATEGORY [ 乗り鉄・撮り鉄の旅 ] COMMENT [ 0 ] TRACKBACK [ ]
pagetop ∴
KATOのキハ35系のレポートです。

遅れて発売のキハ30も無事入線していたのですが、日々の忙しさにレポができないままでした(汗)
(まぁレポートと言っても主観的な偏見と好き嫌いでのおハナシですので、たいしたものではないのですが・・・)

KATO:キハ30・キハ35・キハ36

上から順にキハ30・キハ35・キハ36となっています(T車のみですが)。

実車は最初にキハ35とキハ36が造られました。
キハ35は大都市圏の非電化区間における通勤の要として開発されたちょっと変り種の気動車でした。
そのため気動車としては珍しく3扉両開き式で、全車ロングシート(キハ35のトイレ横のみクロスシート)と言う形態をしていました。
両形式とも片運転台仕様で、キハ35のみトイレが設置されていました。
キハ36は元々キハ35と2輌1組での運用が念頭に置かれて開発された形式なので、トイレ無しと言う仕様での設計がなされたわけです。

後に両運転台仕様のキハ30が製造され、そちらが主流として運用され始めたためにキハ36の存在意義が希薄になりました。
そのためキハ36の総製造数は49輌のみという、かなり少数派の形式になってしまいました。

模型は僕の大好きな一般色です。
首都圏色もいいんですが、僕的にはこちらの一般色の方が親しみがありますので・・・

ジャンパ栓パーツ

製品は上の写真の様なジャンパ栓が別パーツ化されています。
これはキハ30・35・36・T車・M車全てに共通のパーツの様です。
両運転台仕様のキハ30の両端にケーブル付きのジャンパ栓を付けようとした場合はパーツが足らないことになりますね。

もっともこのケーブル付きのパーツは、中間車として連結面側に付けてしまうと、カーブを曲がる際にカプラーその他と干渉してしまう可能性がある様ですので注意が必要ですね。

ジャンパ栓取り付け状態

キハ30にジャンパ栓を取り付けた様子です。
こちら側はケーブル付き、反対側はケーブル無しを取り付けました。

前面

各形式を前面から見たところですが・・・
違いがありませんね(笑)
キハ35とキハ36はまだジャンパ栓が付いてませんが・・・

ちなみに細かいことを言うと、厳密にはキハ36の前面形状は他の2形式とは微妙な違いがあります。
KATOの今回の模型ではキハ30・35と同一のものになってしまっていますが、実際は運転台向かって右の前面窓の右側にある小さな四角い出っ張りがキハ36には存在しません(もっと厳密に言うとキハ35の1から26にもありません)。

この四角いモールドは何かと言うと、内側から外側に向かってかぱっと開けることのできる通風口です。

開発当初のキハ35(1~26)と全てのキハ36は、この通風口はさらに右側・・・車体横に付いていました。
しかしキハ35-27以降とキハ30では、さらなる通風効果を得るために前面に取り付けられることとなりました。
資料本によれば、前面のこの位置のほかに標識灯の右脇にもうひとつ設けられていたタイプも存在していたらしいです。

またこの通風口の位置が前面か側面かによって、上部の雨樋の長さも微妙に異なっていました。
側面に付いていた初期のキハ35とキハ36全車は雨樋が車端部までありましたが、前面に通風口が設けられていた車輌は内側を通る縦雨樋の位置を少し後方へ移動させて設置する必要があったため、この部位の上方の雨樋も若干短く、乗務員扉の前端ぐらいまでとなっていました。

KATOの製品では全て短いタイプになっていますね。
通風口の位置関係とはきちんとリンクが取れていることになりますが・・・
残念ながらキハ36についてはそれ自体がエラーということになります(というか、製造上あえて他の2形式と統一したのだと思いますが)。

ちなみにKATOのキハ35の車番は89(T車)と33(M車)です。
これらはキハ35-27以降なので通風口の位置は前面で正解ですね。

レイルロードのコンバージョンキットと

今回のこの製品についてはネットのあちこちで残念がっている感想を目にしました。
色が首都圏色じゃないことや、黒い貫通幌が付いた仕様のものだった(しかもその取り付け方が今までの製品とは異なり、幌枠のみのバージョンに改造するには多少の工作力が必要になる)ことがその理由としてよく目に飛び込んできたのですが、実のところこの両者は僕にとっては大好きな要素だったので歓迎こそすれ、残念に思うことはありませんでした。

ただひとつ残念だったのは前面補強工事前の姿をプロトタイプとしていることです。
僕はあの武骨な前面補強板のあるタイプが好きだったんですよね(笑)

幸い上の写真の通り、レイルロードのキットがあります。
比べてみたところ各部の寸法もほぼKATOの製品と同じ様(乗務員扉がほんの少しスマートな感じ?)なので、こちらを一般色の補強工事後の姿に仕立てていずれ製造してやりましょう。
ヘッドライトもいわゆるブタ鼻型の2灯シールドビームにする予定です。
楽しみだなぁ・・・

キハ35・トイレ窓部分

あと気付いた点は上の写真でもわかると思いますが、キハ35のトイレ部分(画面の向かって右端の窓部分)です。
この下にはトイレ流し管があるはずなのですが、製品では省略されています。
台車とも干渉しない場所なので銀河のパーツか何かを取り付けることで、ちょっとした細密化が図れると思います。
多少ウデにおぼえのある方はやってみて損はないでしょう。

各種資料本

かつて撮影したキハ35系

こちらはウチにある資料本と昔撮った写真です。
写真の方は四日市近辺で撮影したものだと思いますが、フィルムがすでに赤茶けていてひどい有様でした。
フォトショでできるだけ色を再生してますが、朱色が濃すぎですね(汗)

最後にKATOの製品の車番の車輌の車歴を調べてみました。

キハ30-10:1963.2.22製造・初配置は亀山→最終配置は茅ヶ崎で1986.6.16に廃車。

キハ30-7 :1963.2.22製造・初配置は亀山→最終配置は伊勢で1987.1.12に関東鉄道へ譲渡→キハ304へ。

キハ35-89:1965.1.12製造・初配置は奈良→最終配置は亀山で1987.2.10に廃車。

キハ35-33:1962.11.16製造・初配置は亀山→最終配置は亀山で1987.2.10に廃車。

キハ36-15:1962.6.20製造・初配置は奈良→最終配置は亀山で1987.2.10に関東鉄道へ譲渡→キハ357へ。

やはり、と言うか何と言うか・・・
どれも亀山に所属していたことがある車輌たちなんですね。
まさしく僕が子供の頃に見ていた車輌たちです。

ところで国鉄気動車好きには一大事(笑)
来年2月を予定としてTOMIXから一連のキハ10形の再販やらキハ40形の新発売やら、気動車関連のリリースが相次ぎます。
どちらかの発売がズレ込むことを願っているのは僕だけでしょうか?
・・・だって資金の捻出が・・・(^^;

拍手[4回]

【2008/11/10 21:30 】
CATEGORY [ 鉄道模型(車輌) ] COMMENT [ 2 ] TRACKBACK [ ]
pagetop ∴
1週間以上経ってしまいましたが、第4回軽便鉄道模型祭のレポートの続きです。

クリッターズクラブさん・その13

またまた長くなりますので右下の「more→」をクリックして続きをどうぞ。

拍手[0回]

【2008/10/14 01:11 】
CATEGORY [ ナローの鉄路 ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
さて第2回目です。

軽便モジュール倶楽部さん・その16

写真は軽便モジュール倶楽部さんのモジュールの一画で見つけた情景です。

※続きは右下の「more→」を押してどうぞ。

拍手[0回]

【2008/10/10 00:23 】
CATEGORY [ ナローの鉄路 ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
今回も行って来ましたよ、軽便鉄道模型祭

入場券

僕が手を出している世界はNゲージですが、なぜかこのイベントは毎回楽しみで、実際とても楽しいのです。
そのうちナローの世界に手を染めてしまうでしょうね、僕は(笑)

※長くなりますので右下の「more→」をクリックして続きをどうぞ。

拍手[0回]

【2008/10/07 21:30 】
CATEGORY [ ナローの鉄路 ] COMMENT [ 0 ] 
pagetop ∴
土曜日にようやくやって来ました!

KATO:キハ35・キハ36

KATOのキハ35(M車&T車)と同・キハ36です。

よーーーーやく出ましたね。

写真は相変わらず各部のパーツが未取り付けの状態です。
詳しくはまた追ってレポートしてみたいと思いますが、キハ30の発売だけ足並みが揃わなかったみたいで・・・。
全部揃ってからレポしましょうかね。

それからついでにこんなものも購入してしまいました。

CASCOの車輌ケース

CASCO(旧WIN)の車輌ケースです。

TOMIX:コキ50000を収納

TOMIXのコキ50000(コンテナなし2輌入り)を5セット所有しているのですが、元のケースだとコンテナ積載状態での収納ができないので購入してみました。
ダウンサイジングにもなって一石二鳥ですね。
今回初めて購入してみたのですが気に入りました。

しかし、もうすっかり手に入れきっていたと思っていたコンテナが、まだ2輌分足りないことに初めて気付きました(笑)
JNRとJRの双方のコンテナが混在する時期を想定しているので写真の様ないでたちになるのですが、あと3~4セット購入しなければならない様です。

拍手[0回]

【2008/09/15 11:05 】
CATEGORY [ 鉄道模型(車輌) ] COMMENT [ 1 ] TRACKBACK [ ]
pagetop ∴
FRONT| HOME |NEXT

忍者ブログ [PR]