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土日は毎年足を運んでいるJNMAフェスティバルの開催日でしたが、今回は見送りました。
目当てにしていたメーカーさんがまたひとつ出展されていなかったのと、個人的な用事なども重なっておりましたので・・・
その分工作に励もう!
と気張っていたのですが、なんだか日頃の疲れが溜まっているのか、二日間ともかなりの時間うとうとと居眠りをしてすごしてしまいました(泣)
空いた時間でテレビを見ながらご飯を食べてたようなもので、「妖怪くっちゃね」ここに極まれリ!ってカンジですね。
でも、一応ちょっとは工作してましたので(笑)、オユ10の続きをば・・・
ほい。前回とほとんど変わらない様に見える側板です。
と言うか、そろそろいいかげん箱組みしたいんですが、こまごまとした調整を続けていていまだにそこまで工作が進んでいません。
一応各扉やデッキなどに取っ手と手すりを植え込んでいる最中です。
この工作はマニ36の時にもさんざんやったので、楽勝ー!
とか思っていたのですが、さにあらず。
もうパーツが次から次へと別次元の彼方に飛んでいく飛んでいく(笑)
たった2箇所にしか使わないはずのパーツが在庫切れになる寸前でした。
カンを取り戻すのに結構時間と予備パーツを使ってしまいましたよ。
このテのパーツは、取り付け穴にパーツの足を通して、裏側から瞬着で固めるのですが、瞬着を滴下している内にいつの間にかパーツの向きやはまり込み具合が変わってしまっていて、リカバリで苦労することが多いです。
なので、取り付け位置が決まったら、表側からテープなどで仮留めしてから接着するのが通常のやり方です。
ところが今回、取り付け穴の隙間から表側へ漏れ出た瞬着が、テープに沿ってボディ表面で固着する・・・という事故が発生。
なんとかリカバリしましたが、この危険性を回避する策はないものかと思案した結果、新たな工法を編み出しました!(と言うか、もうすでに誰かがやってますよね?)
何のことはない、仮留めを木工用ボンドで行う・・・と言うものです。
仮留めと言っても、本格的に接着する要領で、取り付け足に木工用ボンドを付けて取り付け穴に差し込み、位置を補正して乾くのを待つ・・・と言う方法です。
ボンドがやや固まってきたら、裏側から瞬着で本留めします。
木工用ボンドが穴を塞いでますので、瞬着がそこから表に染み出す危険がかなり低くなります。
あとは表側にはみ出た木工用ボンドをピンセットなどで剥がして完成。
まぁ乾いた木工用ボンドを剥がす際にボディを傷つける可能性もありますので注意は必要ですが、意外とこの方法だとうまく行きます。
(ちなみに当然紙や木を材料としたボディやパーツには不可です。プラ素材や金属素材に有効な方法です。)
こちらは帯状の紙を使って手すりの隙間を作っている図です。
まあこうして手すりを接着することで、隙間ができる・・・と、それだけのことですね。
間違って紙まで接着してしまわない様にここでも注意が必要です。
で、この爪楊枝の先に付いているとっても小っちゃいパーツは「楕円銘板」です。
このパーツもただ瞬着で妻面裾に貼り付けるだけなのですが、小さすぎてピンセットで保持した状態では貼り付けることはとても困難です。
なのでここでも木工用ボンドを使用します。
爪楊枝の先にちょっとだけ木工用ボンドを付けて、パーツの表側にタッチした状態がこの写真の状況です。
写真では妻面への接着面がこちらを向いています。
ボンドが少し固まってきたら、パーツの裏面(写真のこちらの面)にゼリー状の瞬着をほんの少し付けて、爪楊枝で保持したまま妻面へ接着します。
爪楊枝は左右へ転がして木工用ボンドを外します。
この際に少しだけパーツの位置がずれることがありますが、ゼリー状なので、ちょっとの間はリカバリが効きます。
銘板パーツ取り付け後の状態です。
すみません、結構きちゃないです(泣)
このパーツは小さすぎて、切り出し時のバリをヤスって均す作業が存外に難しいです。
一応バリは取ったはずなんですが、こうして写真で見るとまったく取れてませんね(汗)
でも大体は目論見通り事が運んだので、良しとします。
ちなみにオユ10は郵政省が所有していた車輌なので、銘板も「郵政省」と記されたものが取り付けられていました。
貫通扉に窓のない側の妻面はこの「郵政省」の銘板のみ。
反対側の妻面の上にある方が「郵政省」の銘板。下にある方は施工元の銘板です。
場合によっては施工元の銘板の左にも銘板が付くことも多々あるのですが、今回は割愛しました(笑)
使用した銘板パーツはキッチンさんの「楕円銘板」です。
説明書にある通り、小さすぎるパーツなので、銘板の文字はほとんど読めません。
今回もそれっぽいものをセレクトしました。
手すりや取っ手はカワマタさんとタヴァサさんのパーツを使用しています。
妻面はまだまだいっぱいパーツを植え込まなくてはならないので、少々気が重いです(笑)
はやく箱組みしたい・・・
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これだけ車輌作りに拘りを添えての製作は とても刺激的です 私にもこれくらいの拘りがそなわっていたらな~って でも、技量が知れたものですので ここは、見て楽しませて頂く以外方法がないようです(^^;
WEBLINK [ URL ] NAME [ トータン #52873c7ef1 ] EDIT [ ]
妻面のこまごまとしたものを全て別パーツ化しようとすると、元からあるモールド表現を削って平滑な表面にしなければならないのですが、銘板のモールドだけを残すことが非常に困難で、何かいいパーツは無いものかと探していたところ、タイムリーにもキッチンさんから発売されました(1・2年前のハナシです・笑)。
いや、私は拘るだけ拘る傾向にありますが、技術が全然伴わないので、いつもイメージしたものよりだいぶショボい出来上がりになってしまいます。
模型作りに必要なのは「ウデ」よりも「メゲない精神力」なんじゃないかと、最近は思っております(笑)
BY:たのひろ@管理人