つい先日こんな本が発売されました。
いやもうネット上のあちこちで触れられているので今さら感がありますが、かの有名なプロフェッサーこと吉岡心平氏の著書「私有貨車図鑑」(ネコ・パブリッシング刊)です。
貨車好きとしては買わないワケにいかないでしょう(笑)
10年前に発売された時はN趣味・・・と言うか鉄趣味自体から遠く離れていたので当然ノーマークでしたが、今回は無事に購入できましたよ。
いかんせん時間があまりとれなくてまだ何ほども読んでいないんですが、貨車好きのバイブルと言っても過言ではない本ですね。
さて「バイブル」と言えば、ウチには「これだけは外せない!」というバイブルがたくさんあります(「バイブル」がたくさんって・・・なんてツッコミはナシね)。
今回はちょっとだけそれらをご紹介しましょう。
蒸気機関車好きのバイブル!
細川武志氏著「蒸気機関車メカニズム図鑑」(グランプリ出版刊)です。
蒸気機関車は水と石炭で蒸気を作って動く・・・
漠然とそんなことはわかっていても、具体的にどこがどうなっているのかはあまりわからないものです。
ボイラー周りのあのパイピングは何?
ドロダメって何?
二子三方コックって何???
この本はそういった蒸気機関車の各部の働き・機能を豊富な図解入りで詳細に解説したものです。
蒸気関連でもう1冊・・・
「日本国有鉄道蒸気機関車設計図面集」(原書房刊)。
結構値が張りますが、懐に余裕がある時に勢いに任せて購入してしまいました。
その名の通り「設計図」です。
明治期の蒸気は代表的な15形式、大正期以降の蒸気は全形式(23形式)+幻のC63までが網羅されています。
ことに貨物機の代表格D51に関しては各部の細かな部品群に至るまで図面が収録されています。
モデラーにとってはこの上のない資料ですね。
さてこちらも僕にとっては手放すことのできない大事な本ですね。
西橋雅之氏・石橋一郎氏著「荷物車・郵便車の世界」(クリエイティブ・モア刊)です。
旧客・・・特に「荷物車」ファン必携の1冊です。
種車が複数存在する上に製造工場や配置区での改造などで実に多様化した荷物車ですが、それらの形式写真を大量に収録している点が実にすばらしいのです。
荷物車を作り分けるためには必要不可欠な貴重な資料です。
もう1冊・・・
同じくクリエイティブ・モア刊行の「私の出会った客車達」(加地一雄氏著)です。
こちらも形式写真が多数収められていて、上記の本と合わせれば旧客の資料としてはまさに鬼に金棒(言い過ぎ?)でしょう。
この2冊は最近復刻された「国鉄車両形式集」(山と渓谷社刊)の2巻「気動車」と8巻「客車・貨車」です。
表紙の様な写真がたくさん収録されています。
いずれは全巻を揃えたいのですが、1冊あたりの単価が結構高いのでいつになることやら・・・(笑)
最後は模型製作の上でかなり役に立つ形式図面集3冊です。
一番上から「新ディテール・ファイル」(ネコ・パブリッシング刊)、「蒸気機関車スタイルブック」(機芸出版社刊)、日本の車輌スタイルブック(機芸出版社刊)です。
模型製作をする上で意外と資料が揃わないのが床下機器だったりしますが、これらの本に収録された図面はその辺もきちんとおさえたものになっていて非常に助かります。
下の2冊に関してはかなり古い本のため古書を漁って購入するしかないのですが、とても高価な値がついているのが玉にキズです。
僕の場合は偶然にも某ネットオークションにてビックリするぐらいの破格値で手に入れることができました。
特に「日本の車輌スタイルブック」に至っては紙が茶色っぽくなっている以外は状態が非常に良く、すでに「バイブル」を通り過ぎて「宝物」の域に達している感があります(笑)
もしも我が家が火事に見舞われたら、相当落ち込むでしょうねぇ・・・(^^;
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最近はネットの普及でいろいろ便利にはなりましたけど、細かいところとなるとやっぱり昔出版された書籍には敵いません。
機芸出版社のスタイルブックは私も以前購入したのですけど、どこに行ったのかな~(^^ゞ
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まぁその過程も楽しんでしまえば問題ないんですが、急ぎで資料が必要な時は焦るばかりで大変です(笑)
>機芸出版社のスタイルブックは私も以前購入したのですけど、どこに行ったのかな~(^^ゞ
是非探し出してくださいー
すでに1万~2万円ぐらいでやりとりされている品ですヨ(笑)
たのひろ@管理人