以前にここでご紹介しました、イギリスのオックスフォードと言うミニカーメーカーのNゲージサイズミニカー(148分の1)ですが、また新たにいくつか購入しましたので、再度ご紹介しましょう。
まあ正直言って日本型のレイアウトには向かないラインナップなんですが、1台ぐらい混ぜておくと味があっていいかもしれません。
▲箱の表示によれば「Cresta Friary Estate」と言う車名。1957年に登場したモデルらしいです。
調べてみたら、アメリカのゼネラルモーターズ(GM)の傘下にあるイギリスの自動車メーカー「VAUXHALL(ボクスホール)」の車とのこと。
テールフィンがあって、当時のアメ車を彷彿とさせるデザインがいいですね。
▲イギリスの誇る名門自動車メーカー「JAGUAR(ジャガー)」のマークVIII。
1956年のロンドン自動車ショーで発表されて、以降6227台が生産された大型車・・・とのこと。
このミニカーはボディカラーが赤とグレーのツートン仕様になっていてとてもお洒落。
▲箱の商品名(車名)は「Maroon SS Jaguar」としか書いてありません。
「Maroon」は色を表しているので、車名は「SSジャガー」と言うことになります。
詳しく調べてみると、ジャガーの前身でもある「SS Cars Ltd(SSカーズ・リミテッド)」によって1936年に発売された「SSジャガー・2.5リッターサルーン」もしくは「SSジャガー・3.5リッター・サルーン」の様です。
2.5リッターか3.5リッターかは私には区別がつきません・・・(><;
いずれにしても古い車であることは確かな様です。
▲箱の表示は「Austin Low Loader Taxi」となっています。
イギリスの自動車メーカー「オースチン」の車ですね。
この車は「オースチン・ヒーレー12/4」をベースに改造された「ローローダー」と呼ばれるタクシー仕様車の様です。
1934年に登場したものみたいですので、これまた古い自動車ですね。
しかもいわゆる戦前の「ロンドンタクシー」と言うわけですから、「クラシックカー・マニアが昔のロンドンタクシー仕様の車を所有している」という無理やりな設定をでっち上げない限りは、日本型のレイアウトにはそぐわないと言うことになりますね(笑)
▲オックスフォードの「SSジャガー」とトミーテックのカーコレ「トヨタ・ランドクルーザー」との比較です。
この小ささでここまでの造形ならば問題はありませんね。
まあ私はレイアウトに置くことを前提としないで盲目的に購入するタチなので(そもそもレイアウトがないし)、こう言うミニカーもどんどん買って来ちゃうんですが、レイアウト前提で購入をする方は車種などにお気をつけください。
ちなみにオックスフォードの148分の1ミニカーは輸入品なので、ショップによって値段がまちまちです。
上の車両だと、大体600円台~700円台ぐらいが目安です(800円台の場合もあります)。
またトラックやバスタイプの大型車の場合は1000数百円前後ぐらいです。
意外と高額ですが、ダイキャストミニカー(その他の材料も使われています)ですので、まあ妥当なお値段なのではないかと・・・
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