さて、そんなこんなで無事フリー切符を購入していよいよ列車に乗り込みます。
ホームで僕等を出迎えてくれたのはKR-500形(505)でした。
水色のラインがボディに入った車輌です。
乗ってみてびっくり。
「同業者」の方がたくさん乗車されてました(笑)
まぁ当然と言えば当然ですね。
到着する駅と言う駅にも、また通過する踏み切りや畑のあぜ道などにもそれはもう大勢のカメラマンのみなさんが・・・(笑)
僕等もその一派なわけなのですが、沿線住民の方や鹿島鉄道の職員の方にご迷惑がかからなければいいな・・・と思わずにはいられませんでした。
でも、これだけたくさんのマニアが押しかけるとそれだけで迷惑がかかってるんでしょうね・・・ごめんなさい。
僕等は浜駅で途中下車です。
この近辺に有名な「お立ち台」のひとつがあるので、そこで次の列車が通過するのを待つことにしました。
当然すでに先客の方々も何名かいらっしゃいます。
立派なデジイチに混じって僕のナカタドットコム仕様のIXYデジタル500も負けじとスタンバイ。
しかし待てども待てども列車が現れません。
それもそのはず常陸小川で石岡へ折り返す列車が比較的多く、終点の鉾田まで走破する列車は本数が比較的少ないのです。
土曜日は今シーズン一とも言える低気温、そしてひっきりなしに吹きすさぶ強風・・・。
気付けば頬を伝う涙(寒いから)・・・
気付かない内にアゴを伝う鼻水(寒いから)・・・
「カジュアルに鉄道を楽しむ」風情の者がこんな過酷な場所でシャッターチャンスを待ってちゃあいけません!(爆)
しかしてようやくやって来た列車に向けて一斉のシャッター音。
僕もコンパクトデジカメでとりあえず撮影には成功いたしました。
まぁ出来はたいしたことないですが・・・
午前中は順光となる場所なので綺麗な絵が撮れると思っていたのですが、本当にたいしたことのない写真になってしましました。
ああ・・・デジイチとそれに見合うウデが欲しい・・・。
それはこの際置いておくとして、とりあえずの目的を果たした僕等は早々にこのポイントを離れました。
浜駅から再び上り列車でとって返して常陸小川へ向かいます。
次の目標は常陸小川駅構内に静態保存されているDD901です。
やって来た列車はなんと朝と同じKR-500形(505)でした。
終点の鉾田から折り返して来たんですね。
到着した常陸小川では列車のすれ違いが行われます。
下り列車が入線してくるのを待ってから上りの505が発車します。
入ってきた下り列車はなんとキハ600(601)でした。
「チョロQ号」のヘッドマーク付きです。
この車輌も一度乗ってみたかったのですが、残念ながらサイクルが合わずに撮り鉄のみとなってしまいました。
さて列車が去ったあと、念願のDD901とのご対面です。
「カバ君」の愛称で親しまれるロッド式ディーゼル機関車です。
かつては鹿島鉄道の貨物輸送の担い手として活躍した本機でしたが、航空自衛隊百里基地への航空燃料輸送が廃止となり、現役を退いています。
現在は常陸小川駅構内で静かな余生を送っていますが、鹿島鉄道そのものが廃止となった後はどういう風になるのでしょうか・・・
まぁ歴史的にも資料的にも非常に価値のある車輌なのできちんと保存されていくものとは思われますが・・・。
(次回の更新へ続く・・・)
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そんな感じの旅だったけど、楽しかった!
その三楽しみにしているよー。
WEBLINK [ ] NAME [ 園蜩(そのひぐらし) #986c75835b ] EDIT [ ]
鉾田駅前のラーメン屋のラーメンがめちゃくちゃ美味かったのは寒さの所為もあるかもね(^^
また別の地方鉄道へ乗りに行こう!
たのひろ@管理人