24日の早朝、新所沢を後にした僕は新宿で友人と待ち合わせてから日暮里まで移動し、そこで常磐線に乗り換えて茨城県の石岡まで足を延ばしました。
AM8:15 石岡駅到着!
そう。廃止まであとひと月あまりに迫った鹿島鉄道を訪問するためにやって来たのです。
目的の半分は乗り鉄。
もう半分は撮り鉄。
時刻表を緻密に調べるわけでもなく、持ち込んだ機器も立派なものとは言い難いコンパクトデジカメひとつ・・・
と言うなんとも中途半端な鉄ヲタぶりですが、これが僕等のスタイル。
カジュアルに鉄道を楽しもう!
と言うのがコンセプトなのですよ。
で、石岡に着いて早々まずは跨線橋からの写真撮影・・・
キハ430形が居ます。
こちら側のオレンジ塗装が432、向こう側の緑塗装が431です。
僕的にはこの2輌の写真が撮れればけっこうおなか一杯。
大満足!・・・のハズなんですがそこはそれ、鉄ヲタの悲しいサガなのか、その後もひたすらシャッターを切り続けます(笑)
こちらはKR-500形(502)。
鹿島鉄道が自社発注した車輌のひとつです。
かなり遠いところに停車していたんですが望遠でキャッチ。
って言ってもコンパクトデジカメなので仕上がりはご覧の通り。
ちょっとボケてます(泣)
ちなみに僕が使用しているデジカメはキャノンのIXYデジタル500ホワイトボディ・ナカタドットコム仕様(中田英寿仕様)です。
「ナカタドットコム」が鉄道写真撮影に威力を発揮できるとは思いませんが、何らかのステータスはあるんじゃないかと・・・(爆)
こちらはキハ600形(601)です。
自分たちが立っている跨線橋の影が一部かかっちゃってますが・・・
旧国鉄の急行形気動車の様なこの塗り分けも、古き良き時代の気動車っぽくて大好きです。
って言うか、実際この601は昭和11年に製造された車輌で、鹿島鉄道在籍の車輌の中でも最古参兵なわけなのですが・・・
キハ430形(431)です。
駅舎の反対側の公道から撮影しました。
手前の木は桜でしょうか?
3月いっぱいで憂愁の美を飾る鹿島鉄道ですが、その最後にこの桜が咲き誇ってくれるといいですね。
こちらは石岡機関区の車庫前に停車していたキハ714形です。
もともとは夕張鉄道にいて、昭和51年に鹿島鉄道へやってきたそうです。
昭和28年生まれのこれまた古い車輌です。
じつはこの右にある車庫の奥にキハ600形(602)が入っていたのですが、ボディの一部しか見えず撮影できませんでした。
さて、この時点ですでに石岡駅到着から1時間ほど経過しました。
・・・と言うことで取りあえず、今度はいよいよ実際に乗ってみよう!
と言うことに相成りました。
ところが鹿島鉄道自体の入り口が見あたらない!
JR石岡駅に間借りしている形になっている(4・5番ホームが鹿島鉄道)と言う話を思い出し、JR石岡駅の改札口に行くと切符の券売機がJRの券売機の一番左にありました。
しかし1日乗り放題のフリー切符は事務所までって書いてあるのですが、そこにはJRの窓口しか見当たりません。
近くにいた係員に友人が尋ねると、5番ホームで買い求めるとのこと。
5番ホーム???
頭の上にいくつも「?」を浮かべていると、「無券証明券(だったかな?)」なるものを手渡されました。
それを改札で見せて入場。
5番ホームでフリー切符を購入。
なるほど、そういうわけなのね。
つまりはフリー切符で乗車する場合は改札口のところで係員に尋ねないとダメなわけです。
特にその旨の注意書きとかは無いみたいでしたので、これから現地を訪ねる方はこの点にご注意を。
さて、もったいぶってるわけではないのですが、長くなるのでこの続きは次回の更新で・・・・・・
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