鈍行モデラーのNゲージ工作&収集・ブログ風味。その他モロモロ添え。
お盆休みに実家のある仙台へ帰省したのですが、今回は西公園に静態保存してあるC-60の他にも特別に足を運んで見てきたものがあります。 タイトルにもありますが、地下鉄南北線の南側の終点・富沢駅から徒歩10分ほどの所にある「仙台市電保存館」です。 地下鉄の富沢車輌基地の敷地内にあって入館は無料ですので、一度は行ってみようと思っていた場所です。 仙台市電は1976年3月に廃止された路面電車です。 僕が名古屋から親の仕事の都合で仙台に転居したのが77年の春ですので、ギリギリで走っている姿を見られなかったことになります。 実際はそれよりはるか以前に仙台市内に住む親戚の家を訪れたことがあって、市電にも乗ったことがあるらしいのですが、まだ相当小さな子供の頃のことだったのでしょう、全く記憶に残っていません(笑) ちょっと残念な気がしますね。 大正15年に製造されたと言うモハ1型(1号車)です。 ものすごく綺麗にレストアされてますね。 こう言う雰囲気のある車輌は大好きですよ。 室内も綺麗になってます(ここにある車輌は基本的に全て‐と言っても3輌だけですが-乗車OKです)。 この車輌には前後に運転士と車掌のマネキンが鉄道博物館と同様に設置されていて、現役当時の雰囲気を味わうことができます。 台車周りも雰囲気がありますね。 こちらは昭和23年製造のモハ100型(123号車)です。 僕的には一番見慣れた姿かも知れません。 床もぴかぴかでとても綺麗です。 近々発売される鉄コレ専用パワーパックそっくり(いや逆だから)。 モハ100型の台車部分。 このモハ100型に関しては、脇にある階段で中2階へあがると、屋上の様子も間近に観察することができます。 こちらは仙台市電最後の新造車となったモハ400型(410号車)です。 昭和38年に製造された車輌だそうです。 古い車輌ですが、それでも前の2つよりは新しい感じがわかりますね。 運転台はモハ100型とそっくりですが・・・。 こんな形のモーターがどすんと置いてありました。 模型のモーターそっくりですね(笑) モハ400型の台車です。 製造銘板に至るまでぴかぴかに磨かれています。 すばらしいですねぇ。 他の訪問客が少なかったので、今回は三脚を使用して撮影してきました。 なので鉄博の時の様なブレやピンボケはほとんどありませんでした。 館員のおじさんもとても人の良さそうな方で、ゆっくりじっくりと堪能してくることができましたよ。 お近くへお越しの際は是非チェックしておくべきですね。 オススメの鉄スポットのひとつです。 PR |
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