さて懸案事項だった先頭車同士の連結に際してのカプラー交換の件です。
実際に完成してから記事にしようと思っていたのですが、思いのほか時間がかかっているので途中経過報告など・・・。
※ご注意:同じことをやってみようと思われる方は自己責任でお願い致します。
当方でもまだ完成していない案件なので、失敗する可能性を内包していると言うことを明記しておきます。準備したのは↑こちら。
カトーのAssyパーツ「4212M車用密連カプラー(灰)」(4512C3)です。
2個入りですがどちらも微妙に形状が異なります。
マイクロエース製品に装着できるように切った貼ったを行いますので、最終的にはほぼ同じ形状になる予定です。
一応私のポリシーとして、カプラー交換のための改造は「いつでも元に戻せる」を念頭においております。
出来うる限り車輌とその付属パーツにはメスを入れず、装着する別購入のパーツの方のみを改造する・・・と言うスタンスです。
まぁTNカプラーであれば双方無改造で装着できるのかもしれませんが・・・(笑)
作業し易い様にボディを外しておきます(もう1週間以上もこの状態のままです・汗)。
T車(左)もM車(右)も同じ場所にツメがありますので慎重に分解します。
ツメの場所ですが、前後の客扉の戸袋(車体中央側)の内側にあります。
丁度車体側面に入った緑のラインの高さあたりでしょうか。
窓表現の透明プラの裾が延長されてツメを形成しています。
なので前回私がやったような「ヤスってはまり易くする」と言う作業には細心の注意が必要です。
雑にやってしまうとポッキリ逝ってしまうことになりますので・・・。
カトーの密連カプラーを見てみます。
簡単にはまりそうな形状をしていますが、いろんなところが干渉しますので加工が必要です。
その上ボディにはめ込むには緩いので、しっかり固定するためのウデを新設する必要があります。
裏から見た写真です。
カプラーとカプラー押さえ(黒いパーツ)の厚さがマイクロのものよりも分厚いのでこれらも削る必要があります。
その上できちんと動作するのかが問題なのですが、やってみない事にはわかりません(^^;
ということで早速実測と現物合わせで削りはじめましょう。
まずはマウント部をカタチにしたいので邪魔になるカプラー押さえとカプラーを外しておきます。
スプリングがはめ込まれていますので紛失しない様、注意が必要です。
カプラー押さえの外し方は、精密ドライバー(マイナス)などで、マウント部にはまっているツメにテンションをかけることで外すことができます。
カプラー側(中心線側)に力を加えつつ押し出すことで外れます。
思いっきりやると貴重なカプラーやスプリングが別次元の彼方に消え去りますので注意してください。
ということで、実はまだ削る作業の途中です。
どこをどう削っていくのかは次回にでも略図を掲載して説明したいと思います。
でもまぁあくまでも現物合わせ中心の加工なので参考になるかどうかはわかりませんが・・・。
ちなみに左下のパーツが一番作業が進んでいます。
[3回]
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