TOMIXのコキ5500形が入線したことでわが鉄道の所有するコンテナ車もバラエティーに富んで来ました。
ここらでウチにどんなものが在籍しているのかをご紹介してみたいと思います。
■チキ5000形
・・・国内初の5tコンテナ専用貨車。
試作車2輌+量産車55輌の計57輌がコンテナ特急「たから」に組み込まれて活躍しました。
昭和40年に称号改正で「チキ」→「コキ」となり、昭和42年にデッキを増設してコキ5500形(6714~6770)となりました。
写真の車輌はKATOの「コンテナ特急たから」基本セットに含まれる9輌のうちの1輌です。
カプラーをカトーカプラーNに交換しています。
牽引機は当然EH10ですネ。
■コキ50000形(上)・コキフ50000形(下)
・・・コキ10000形に続いて昭和46年に登場した形式。
コキ50000形は20フィートコンテナ3個積みと12フィートコンテナ5個積みを切り替えることが可能なコンテナ車として開発されました。
コキ10000形で採用された電磁ブレーキと空気バネは保守に手間がかかり過ぎると言う理由でこのコキ50000形では採用されませんでした。
最初のグループは昭和46年から49年にかけて3276輌(50000~53275)製造されました。
写真の車輌はその車番からそのグループのひとつと言うことになりますね。
コキフ50000形は昭和46年から51年にかけて350輌(50000~50349)が製造されましたが、高速走行による乗り心地の悪さから後に大半の車輌が空気ばね台車(コキ10000形のTR203S台車)へ交換されて51000番台になりました。
この改造によって荷重制限ができ、空気ばね台車を履いた51000番台のコキフは10tコンテナ1個もしくは5tコンテナ3個しか積載できませんでした。
写真の車輌はそうなる前の車番なので目一杯積載してもエラーではありません(笑)
これらはどちらもTOMIXの最近の製品です。
コキ50000形10輌とコキフ50000形1輌が在籍しています。
コンテナなしのものばかり購入していまだに何も積載してません(笑)
車輪はTOMIXの黒色車輪に、カプラーはカトーカプラーNに全車換装済みです。
■コキ50000形(グレー台車)
・・・すみません、この車輌に関してはあまり詳しくはないです。
TOMIXのカタログによると「1991年ごろから改良台車枠に交換されたコキ50000形」とありますが・・・
写真の製品はTOMIXの限定品「臨時高速貨物8554列車」に含まれる4輌の内のひとつです。
カプラーをカトーカプラーNに換装しています。
■コキ106形(グレー塗装)
・・・JR貨物を代表するコンテナ車コキ100系の中で平成9年から製造されている形式。
コキ104形の台枠を改良強化して24tの海上コンテナの積載を可能にしたものです。
平成11年製造の405番以降は塗色がブルーからグレーに変更されています。
写真はTOMIXの製品で10輌購入した内のひとつです。
やはりコンテナなしですね。
まだ何も手を加えていませんが、カプラーはカトーカプラーNに換装予定です。
・・・と概ねこんな感じでしょうか。
趣味の兼ね合いで比較的国鉄時代の車輌が多い傾向にありますね。
牽引機もEH10・EF60・EF64・EF65・EF66・ED75・EF81・DD51・・・といろいろ在籍していますが、基本的に国鉄時代の車輌(もしくはその仕様の車輌)が多い様です。
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