さて、前回の同名タイトルから4ヶ月も経ってしまっていますが・・・(笑)
前回までをおさらいすると・・・ネットオークション等で比較的安く手に入れたED75(KATO製一般形/品番309-1、KATO製奥羽線形/品番309-3、KATO製一般形/品番3009-1の3輌)とED79(KATO製/品番3016・1輌)だったのですが、どれも走行がギクシャクしたり、片側のライトが点灯しなかったり、カトーカプラーアダプターが欠損していたり・・・と細かな不備がそれぞれにあり、とりあえずそれぞれに整備と小改造を施して何とかしよう!
・・・というのがこの企画の始まりでした(笑)
で、とりあえずは品番309-1・ED75一般形のオーバーホールとライトユニットの交換をしたところまでが前回の話でした。
で、今回は品番309-3・ED75奥羽線形の整備です。
この車輌は前回の一般形と同じくスカートが台車固定型の旧製品です。
そのスカートも前回のと同じく日焼けか何かで黄ばんでいますが、これはいずれ気が向いたら再塗装を施すと言うことで今回は見送ることにします。
各部をチェックしていると、ナンバープレート付近に接着剤のはみ出した跡がチラホラと・・・
こ、これは僕には直せない・・・。
どうにかするには削って再塗装しかないんだけど、綺麗な銀帯や側面明かり取り窓のHゴム表現など、技術力を必要とする作業なので・・・・・・
まぁ、幸い大きなはみ出し跡ではないので目をつむることにしました。
走行状態をチェックすると多少ギクシャクします。
しかも前進と後進ではその度合いが若干違う・・・。
裏返して見てみると・・・アレ?アレ?アレレ???
トラクションタイヤの位置が変です。
前オーナーでしょうか?
通常はそれぞれの動力台車にひとつだけ、ゴムを巻いたトラクションタイヤがあるのですが、この車輌は片側の台車にだけ、しかもふたつ付いています。
早速オーバーホールの開始です。
分解手順は前回と同じなので割愛します。
今回は動力台車も完全分解し、中の歯車や車輪に絨毯などの毛足の巻き込みが無いか細かくチェック&クリーニングをしていきます。
特に車輪はさらに軸から抜いてバラし、トラクションタイヤをあるべき場所へと戻します。
カプラーも我が鉄道標準仕様のカトーNカプラーへ交換します。
この頃の製品には当然カトーカプラーアダプターなど付属していませんので、市販のNカプラーをスカート内のカプラーポケットに装着します。
この際、付属のカプラースプリングも無理やりはめ込みます。
この頃の製品はスプリングも一緒に入れてやらないとカプラーがうつむいてしまって使い物にならないのです。
さて動力部分のチェックも済み、再び組み直します。
トラクションタイヤも正位置へと戻りました。
ボディをはめ込む前にテスト走行をします。
ずいぶんとスムーズに走る様になりました。
前進・後進ともに問題なし・・・
ボディをはめて、台車のギア部分にユニクリーンオイルを注して整備完了です。
[1回]
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