ずっとご無沙汰の荷物車製作です(汗)
実は先週の日曜日に進捗があったのですが、なぜか撮影したはずのデジカメ写真のデータがひとつも記録されておらず、その時の記事の書き込みは断念しておりました。
メモリカードがきちんと挿しこまれていなかったのでしょうか?
「カードがありません」とか言う警告メッセージも表示されなかったので普通に撮影してたのですが騙されました(笑)
その翌日にさらに工作は進んだのですが、記事を書く時間がなかなか取れなくて放ったらかしにしておりました。
今回まとめて記事にします。
まぁいつものごとく大きな進捗はないのですが・・・
GMのマニ36を見ていて何か締りがないなぁ・・・と、ずっと思っていたのですが、デッキ扉直下の踏み板の表現が無いからなのだとようやく理解しました。
で、t0.14のプラシートを使って踏み板を作成しました。
作成とは言っても2㎜×6㎜程度に切り出したプラシートを車体裏側から接着しただけです(上の写真の赤丸部分)。
本当は真鍮板などで製作した方が強度面では有利なのですが、突き出した角で怪我をする確率が高くなってしまいますね。
このプラシートでも角の部分は何かと引っ掛けてしまうので注意が必要です。
実際の車輌のデッキ扉の踏み板は妻面側の端が直角に上方向に曲げられているものがほとんど(違うものもあります)なのですが、プラシートではそこまで再現できそうになかったので断念しました。
逆に真鍮版では表現可能かもしれませんね。
次回はその方法も模索してみましょう・・・。
これはカワマタの「DC・PCパーツ1」です。
すでに切り離しちゃってますが、手前のたくさん並んだパーツを使用します。
これは何かと言うと・・・
妻面の下部に突き出た踏み板を表現するパーツです(赤丸部分)。
妻面手すりの一番下の延長線上にたいてい設置されている踏み板ですね。
マニ36の場合はおおよそ写真の位置にあります。
本当は標識灯掛け(テールライトの真下にあるモールド部分)もカワマタのパーツに差し替えておきたかったのですが、あまりに細かすぎて加工が困難だったため断念しました。
妻面右下の銘板のモールドも削れてしまうので手を出せなかったのですが、この銘板も簡易版でいいから別パーツでどこか作ってくれないでしょうか・・・。
そうすればこの辺ももっと手を入れちゃうんですけどね(自分が気づいていないだけで、すでにどこかから出ている可能性もありますが)。
こちらはカワマタの「DC・PCパーツ3」です。
カワマタのパーツのいいところは、ランナー部分が穴開け用の治具になっていて、パーツの足の幅に合わせた穴が開いているところですね。
早速幅1.0㎜の穴を使用して使い易い大きさの治具を製作しました。
これは荷物扉の取っ手を取り付けるための穴開け治具です。
とりあえずマニ36の荷物扉に合わせて作りました。
レボリューションファクトリーのパーツのランナー部をL字型に切り出してます。
「L」の字の下辺を荷物扉の下辺に合わせ(側板より一段奥まっているので縦方向の位置決めが容易になります)、左右の位置を慎重に合わせてからマスキングテープ等で固定してドリル刃(φ0.3㎜)を差し込んで穴を開けます。
穴開けが完了した荷物扉です。
荷物扉の取っ手は向かって左側は[形、右側はL形(下向き)のものが付きます。
今回はカワマタのパーツを使用しますが、在庫がなくなれば真鍮線などからの自作を考えています。
取っ手を取り付けた車体です。
写真がやや不鮮明でわかりづらいですが・・・
ついでに両サイドの貫通扉の取っ手も取り付けます。
t0.14のプラシートを適当な大きさに切り出して取っ手の基部を表現しました。
貼り付け場所なども本当は厳密に算出してケガかなければならないところなんですが、大雑把にやってしまいました。
一応は貫通扉の上端から6.5㎜あたりに取っ手の取り付け穴が開くようにしましたが、スケール的に正しいか否かは不明です。
取り付け後。
ちなみにマニ36の貫通扉は引き戸ではなく内側に開く開き戸です。
蝶番は向かって左側になりますので、右端にL形の取っ手が水平に(左向きに)付きます。
これに対してデッキ扉は荷物扉と同様に荷物室側・車掌室側共に引き戸になっていますので、取っ手はL形のものが縦向きに付きます(資料写真によると車掌室側の扉の取っ手は上向き、荷物室側の扉の取っ手は下向きに付いている様に見えるのですが、調査不足で詳しくはわかりません。)。
ひょっとすると種車によってこの辺の仕様はまちまちかもしれませんので、断言はできないかもしれません。
何せマニ36は種車や製造(改造)工場・製造時期によってさまざまな形態が存在する車輌なので・・・
そのあたりが興味の対象でもあるんですけどね。
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