マイクロエース製の「名鉄3400系・グリーン」。
N趣味に返り咲いた直後にスカーレット4両セットとともに購入したものです。
僕がNゲージの世界に足を踏み入れたのは、名鉄の有松駅近辺に住んでいた頃でした。
当時は「~系」などという形式名も知らない小学校低学年の僕でしたが、独特な流線型のデザインのこの3400系(通称「いもむし」)は同じく流線型のモ850(通称「ナマズ」)や未来的なデザインだった7000系パノラマカーとともに僕の記憶に鮮烈に焼き付いていました。
名鉄の車輌は実に多彩で、乗るたびに知らない形・色の列車に出会い、とても楽しかったことを憶えています。
実は僕がNゲージの世界に再び返り咲いた要因のひとつは、その名鉄車輌がいくつもNゲージ化されていることを知ったからでもありました。
キットまで含めたら、一体いくつの名鉄車輌が製品化されているのか・・・?
ただ願わくば大御所のKATOさんからも是非名鉄車輌の製品化をお願いしたいところではありますが・・・
さてマイクロエース製の3400系です。
この製品は発売当初からファンからのダメ出しが多かった様に記憶しておりますが、僕的にはあまり気にならないものでした。
まぁ細かく見ていけばスカートの台車部分の切りかきが大きすぎるとか「急行」板挿し用のサボ受けが菱形に表現されているとかいろいろとあるんですが・・・(笑)
僕的にはむしろそう言う部分よりも前進・後進できちんと切り替わる前照灯とテールランプや、以外と細かく再現されている屋上表現や、前面のダミーカプラーまわりにきっちり作られたジャンパ栓やエアホースなどに感動したクチなのです。
僕が有松に住んでいた頃はまだ連結化工事が施される前のことだったので、エアホースもジャンパ栓もこんなにゴテゴテと付いてはおらずスッキリとした前面だったと記憶してますが、これはこれでなかなかに賑やかで嫌いではありません。
ただ全てがグレー1色で表現されているので、ちょっとメリハリに欠けるかなぁ・・・と言うのが僕の受けた印象でした。
そこで今回、思い切って色入れをしてみることにしました。
使用したのはタミヤのエナメル塗料「X-7レッド」「XF-2フラットホワイト」「X-18セミグロスブラック」の3色です。
エナメル塗料は仮に失敗しても下地の色を痛めることなく容易に専用のうすめ液で色を落とすことが可能なので色入れにはもってこいの塗料です。
むろん何度もうすめ液を使用しては下地に影響がでるかもしれませんが・・・。
▲上:モ3401・下:ク2401どうでしょうか?
だいぶキリリと引き締まったと思うんですが・・・。
--追記--
ここに来てク2401のエアホースの赤白が逆なことに気付いた!
次の週末にでも直します...○| ̄|_[0回]
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