前回の記事ではGMの台車にKATOのナックルが取り付けられるかどうかを軽くレポートしてみましたが、僕自身も気になっていたのでTOMIXの車輌でも試してみました。
とりあえず手近なところにあったシキ1000に取り付けてみました。
カトカプNへの換装と同じ要領で交換してみた結果です。
なんだか普通に使えそうですね(笑)
具体的にはこんな感じです。
車体を裏返してカプラー押さえを外した状態です。
交換の手順としては、
①車体を裏返してカプラー押さえ(金属のフタ状のパーツ)をピンセット等で外します。
②アーノルトカプラーを外します。この際スプリングも外しますが後に使用しますので無くさない様に注意して下さい。
③上の写真の様に組み立てたナックルをポケットにはめ込み、スプリングも装着します(作例のシキ1000のポケットにはスプリングをはめる小さな突起がありますが、最近の製品にはないものもあります)。
④車輌に最初から付属していたカプラー押さえをはめて換装完了です。
ナックルカプラーに付属のカプラー押さえは使用しません。
本来はナックルに付属のカプラー押さえから伸びる棒状の突起が、ナックルカプラーの腕にあいた穴にはまる様に設計されていますが、この場合はそれを無視した状態になります。
テストした結果ではカプラーとしての機能に支障はないみたいでしたが、もし問題が出る様であれば何らかの対策を講じる必要がありますね。
真鍮線等を活用すれば簡単そうですので、問題が起きるまではこのままにしておく事にします(笑)
では最近の製品ではどうでしょう?
これはこの間ご紹介したTOMIXのコキフ50000の台車(TR223)です。
無くした集電スプリングは予備のパーツを大量に購入した数日後にテーブルの下から出てきましたorz
なんだかなぁ・・・
ちなみにウチの車輌ですのでカトカプNに換装済みになっています。
シキ1000と同じ要領でナックルに付け替えます。
これにはスプリングをはめ込む突起はありませんね。
交換完了です。
シキと同じ仕上がりで問題もなさそうです。
カプラー交換の終わった台車を車体に取り付けて完成。
いい感じですねー。
編成の一番後ろにつく可能性が高い車輌なのでこのままにしておきます。
端梁(ハシバリ)周りをもうちょっと細密化するとかなり良くなると思います。
今後の課題ですね。
[4回]
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