軽便鉄道模型祭の記事の中で「僕もレイアウトを作ってみたい・・・」などと言っていましたが、実は今を去ることン十年前(中2時代!!)にふたつほどモジュールレイアウト(の子供みたいなヤツ)を作った経験があります。
これがその全体像。
写真が不鮮明ですが、ヘタさかげんは十分に伝わると思います(笑)
基本的にはKATOのレール(ユニトラックなんて当時はありませんでした)2本単位でセクションを区切り、四つ角はレール3本(かな?)で直角方向へ進路を変えて全10数セクションで大きな単線ループを形作る・・・と言う単純だけど壮大な計画でした。
結局は写真の様に第一セクションと第二セクションのみの製作で計画倒れとなってしまいましたが・・・
第一セクションにはTOMIXの駅舎を配し、第二セクションには畑、第三セクション(第一コーナー)にはトンネル・・・と言う風に小さいながらも各セクションにはテーマもきちんと設けていました。
まぁしかし頭の中のイメージと製作の実際のギャップが激しく、何とか完成した第一・第二セクションはごらんの通りのヒサンさでしたが・・・
畑のキャベツは死ぬほどオーバースケールだし、ちりばめたライケンは向きがおかしくて木々に見えないし・・・
今ならもっとうまく作れる自身がありますが(笑)
でも当時の僕はこれで大満足していたのですよ。
ワープロやらパソコンなんてアイテムが無かった当時は駅舎の入り口に不要になった国語の教科書の活字から作った駅名が貼ってあったり、紙粘土100%で作った山裾部分のおかげで第二セクションはその大きさには似合わないほどの重量があったりと、今振り返るとこの小さなふたつのレイアウトには随分たくさんの特徴がしこまれていました。
残念ながら今はもうこの世に存在しないものなのですが、今度僕がレイアウトを作るとしたらやはりこの写真のような風景をつくるんでしょうね・・・
ちなみに写真の車輌は当時の僕の所有車輌では比較的新しいもので、KATOのキハ20(M車)です。
この車輌は未だに手元に残っていますヨ。
↓
こんなパッケージで売られていました。
品番も「601」となっています。
下回りの色は現在の製品とは異なり黒で表現されていました。
ボディの金型はおそらく同じものです。
カプラーのみカトーカプラーNに換装していますが、そのほかは当時のオリジナルのままです。
もちろん今でもスムーズに走行してくれますよ。
外観もかなり綺麗です。
いずれ最近のKATOのキハ20やTOMIXの同形車等と併結して遊びたいですね。
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